2009年12月30日水曜日

プロトタイプの素!?

 先日Cello&Cooさんでバセット・クラリネットを見せてもらった時、他にも面白いものを見せてもらいました。それがこの写真…さて、これは何でしょう?
 

 
 正解はファゴットのボディです。これを素材に独自の工夫をして、新製品のプロトタイプを作るそうです。
 
 なんとなく新製品の開発って「まず図面を引いて…」と思っていたのですが、Cello&Cooさんの場合は有りモノに改良を加えて自社モデルとされるようです。

写真は某社のファゴットを丸裸にしただけの状態なので撮影OKでしたが、ここから先は『企業秘密』だそうです…
 
 
 プロトタイプが完成したら見せていただけるそうで、来年が楽しみです…(^-^)
 
 

2009年12月26日土曜日

延長なさいますか?

 タイトルを見てニヤリとした人、アソビ過ぎですよ!楽器の話ですから…(笑)
 
 今日Cello&Cooさんに遊びに行ったのですが、新製品のバセット・クラリネットがあったので試奏させてもらいました。ハードラバー製の普及品ですが、最低音まで良く鳴る豊かな音色を持った楽器だと思いました。
 
 楽器が上達してくると、その楽器の性能以上の音域を吹きたくなるモンですよね。高音域側は工夫と気合いで広げる事も可能ですが、低音域側はどうしても楽器に頼らざるを得ません。ファゴットなら『ラ』、コントラバスなら『ド』、アルトリコーダーなら『ミ』を出すために延長管やオプションキー・弦などを持ったちょっと特殊な楽器が世の中には存在します。
 
 バセット・クラリネットもそんな楽器の一つで、通常『ミ』が最低音であるクラリネットを2音下の『ド』まで出るように管体を延長しオプションキーを付けた楽器です。その昔、アントン・シュタードラーというクラリネットの名手がこんな特殊な楽器を吹いていて、その人のためにモーツァルトが素晴らしい協奏曲を遺してしまったモンだから、その曲を吹くためだけにこんな特殊な楽器が作られ続けているという訳ですね…(汗)
 
 Cello&CooさんのHPによると、普通のA管84,000円のところ、バセット・クラリネットは2倍の168,000円だそうです。C社の808,500円、L社の875,700円と比べて「安くで手に入るようになった!」と思うか、「たった2音のために倍の出費かよ!」と思うかはその人の価値観ですが、人よりたくさん楽しみたい場合にはそれなりの出費が必要なようです。『○○の沙汰も金次第』とはよく言ったものです…
 
 
 くどいようですが、楽器の話ですよ…
 
 

2009年12月22日火曜日

無鉄砲な話

『親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。
オーボエを始めて4日目でオケの合奏に参加した事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかもしれぬ。別段深い理由でもない。練習場でオーボエをいぢっていたら、指揮者が冗談に、ベト1のオーボエはそんなに難しくない。と囁いたからだ。73小節目からのパッセージがグダグダになった時、指揮者が大きな眼をして、木管タテ合わせて!と云ったから、次はちゃんと吹いてみせますと答えた…』
 
 
 
という訳で、前回の練習風景を「坊ちゃん」風に表現してみました(笑)
 
例のコンバート計画のために練習場にオーボエを持っていったのですが、指揮者がすごく食いついてきて、そのまま流れでオーボエ吹きとして合奏してしまいました(今ウチのオケはオーボエが空席なので…)。ビミョーな音程でフルート・クラには迷惑をかけたと思いますが、オーボエってやっぱりオケの華ですね。ファゴットより段違いにオイシイです!
 
結局、コンバート計画はファゴットを吹いてもらおうと思っていたクラさんが仕事の都合で退団してしまった為、もう一人のクラさんにオーボエを練習してもらう事になり、楽器はそのままお持ち帰りとなりました。
 
ちょっと練習してもらっていけそうであればもう一本調達して、春の演奏会には2人してオーボエで乗る予定です!メンバーの揃ったオケでは絶対に出来ないような曲目を考えています(笑)
 
 

2009年12月2日水曜日

オーボエはじめました!

 定演も無事終了したところで、次の目標に向けて行動を開始しました!

  「次の目標」とは、来年4月の小演奏会(公開でやる団内演奏会みたいなモンです)にオーボエ奏者として乗る事。去年の演奏会の時点で3人いたオーボエ吹きが今年はゼロになってしまいました。何をやるにもオーボエがいないというのは何かと不便なので、ならば小人が吹いてやろう!という作戦です。
 
 例によってeBayで楽器を調達し、今日初めて吹いてみました。2時間ほど練習しましたが「何とかなるんちゃうん?」という感じです。同じダブルリードですし…ただし、ファゴットより更に音程が神経質(笑)なので、吹いてて気はつかいますね。
 
 
オーボエと比べると、ファゴットのキーって「大雑把」ですね
 
 
 ところで小人がオーボエを吹くとファゴットがいなくなってしまうので、クラ吹きをそそのかしてファゴットを吹いてもらう予定です。これでとりあえず木5ができるのではないかと…ホントはオーボエを吹いてもらって、初期古典派の交響曲がやりたかったんですけどね…「オーボエよりファゴットがいい」と言われてしまいまして…
 
 この歳でまた新しい楽器に手を出したなんて言うと怒られるので、某後輩には黙っとこうと思います…(^^;)

2009年11月30日月曜日

無事終わりました!

 日曜日、オケの定期演奏会でした。去年の定演の自己採点は60点、さて今年は…?
 
 

 
 今回は前回より自分のピッチが良くなっていたのと、割と冷静に周りの音を聴けたと思います。ただ、周りを聴いたが為に他のパートのミスや合奏の乱れが気になって集中できなくて…どうって事ないところで凡ミス連発してしまいました…(笑)
 
 今回は2ndファゴットに大変上手い方が来て下さったんですが、上手い方と一緒に演奏すると勉強になりますね。ダイナミックスやアクセントのつけ方、全体とのバランスなど「そっか~!オケのファゴットってこういう風に吹くんや!」と気付かされる事が多く、結果としてファゴット隊は良いアンサンブルしてたと思います。
 
 ただ自分の楽器の限界(パワー不足)も痛感しましたね。その方のダイナミックレンジに合わせるためには、ff 側を3割ぐらい拡張しなければなりませんでした。3度でハモるのに上声部が負ける訳にはいきませんからね!でも正直、軽自動車でスポーツカーと併走してる感じで必死でした…ソロで一息ついてたりして…(笑)
 
 そんなこんなで…今回は65点ぐらいでしょうかね!?
 
 

2009年11月25日水曜日

やっと決まりました!

 来年の定演の曲がなかなか決まらずに揉めてたんですが、やっとこさ決まりました!なんとベートーベン交響曲第1番とブラームス交響曲第4番のダブルシンフォニープログラムですっ!(汗)どちらもよく知らない小人は、さっそくネットで楽譜と音源を捜してみました。
 
1楽章の冒頭。いかにも古典派って感じです!
 


こちらは対照的に流れるような美しい曲
 
 
 ベト1はかっちりした古典らしい、ブラ4は美しく流れるような曲で、どちらもやりがいがありそうです。コンミスに「ブラ4、ファゴット美味しいですよぉ~」と言われたんですが、正直どこが美味しいのかはまだよく判ってません(笑)
 
 それにしても去年のブラ1、今年のドボ7といい、ウチのオケは背伸びして大曲をやりたがる傾向にあります。今のレベルではブラ4なんか「合わせるだけで精一杯」なのに…私はもっと簡単な曲で細部まで仕上げるように主張したんですけど通りませんでした…
 
 まあ、なんだかんだ言っても次の日曜が本番。精一杯頑張りますっ!
 
 

2009年11月8日日曜日

オーケストラ・スタディ?

 ついに今年も定演まで1ヶ月を切ってしまいました。エキストラさんも決まって今年も全乗り・全トップ(汗)が確定したところでパート譜を製本したのですが、今年は思うところあって正規の楽譜以外に1ページを追加しました。それが写真のページ「小人専用オーケストラ・スタディ:今度の定演版」です(笑)。

 こんなもん作ってるヒマあったら練習しろって!?
 
 
 今回の定演のパート譜から①絶対に外せないソロ・ソリ②適当に誤魔化して吹いてるところ(=ちゃんと吹けてないところ)、等を切り貼りしてまとめたものです。まあ「ここさえ決めれば、あとは大丈夫かな?」という感じです。ホントはもっと早くからさらっておくべき部分なんですが、どうも昔から“試験勉強は前の晩”タイプなもんで…(^^;)ゞ
 
 さあ、あと3週間!どこまでいけることやら…
 
 

2009年10月29日木曜日

どういう仕組みなんでしょうか?

 少し前から不思議に思っていた事があります・・・
小人のブログの中で、あるページに閲覧が集中してるんです。
 
 
 それがこのページ。なんと10月29日現在で2,501件中、264件(10.6%)が集中しています。
 
 
 何故、この投稿だけがHIT数を伸ばすのか不思議だったんですが、やっとこさ理由が判りました!お笑いのカナリアさんのネタ風に言うと…
 
「インターネット検索で『Cello & Coo ファゴット』と検索すると、本物のチェロクーのページを差し置いて1番最初に出てくる」
 
カナリアさんの「天達 天達 天達」はネタですが、小人のは今のところホントです。
(もっとも、グーグル検索で&の前後に半角スペースを入れた場合、という制限付きですが…)
 
 
 グーグルがどんな仕組みで検索結果を表示するかなんて全く知りませんが、何故このページが1位になるのか、書いてる本人が全く理解できてません。とりあえず何がひっかかるかわからないので、いい加減な事は書かないように気を付けたいと思います。そして「H田さん、ごめんなさい!」(笑)
 
 

2009年10月18日日曜日

プラ管出動!

今日はオケの練習日でした。予定は管の分奏だったので、かねてからの計画を実行に移す事にしました。それは「プラ管ファゴットで合奏してみる事」、Cello&CooとLintonの2本を担いで練習場へ向かいました。
 
 
家で吹いていて「音が硬い」「音が粗い」「低音域がバリバリ鳴る」事は判っていましたので、使う曲はただ一つ、「仮面舞踏会」です~この曲のファゴットパートは1stですら吹奏楽のような譜面ヅラで、「ボン・ボン・ボン・ボン」が多く、ソロ吹きも全くありません。
  
オケのメンバーには「えっ?」という顔をされましたが、実際に吹いてみると音が硬い分トゥッティで音が埋もれません。しかも低音域が良く鳴るのでボン・ボン・ボン・ボンもストレス無く吹けました!音程と音色に気をつかう4楽章が心配だったんですが、思ったほど迷惑はかからなかったと思います。
 
いつも隣で吹いているホルン氏にも「そっちの方がエエわ」と言っていただきました。
 
木管メンバーで「曲によって持ち替えする?」という話で盛り上がりました。フルートでは曲により木管と金属管を使い分けたりするそうなんですが、ファゴットではあまり見た事ないですね。しかもプラ管との持ち替えなんて…(笑)
 
 
ただ…
ファゴット2本担いで電車に乗るのは正直しんどいです…(^^;
 
 

2009年10月14日水曜日

未来の遺跡

「エキスポのエキスポ」を見た後、異様な光景を見ました。
 

  いつもなら満々と水を湛えてスワンボートが行き交っている万博公園の「夢の池」が干上がっていたのです。今まで幾度となく見ている池ですが、モニュメントの水面下の構造物や水底の様子は初めて。思わずしばらく見入ってしまいました!
 
 大阪万博に「未来」を感じた小人には、それはまるで未来の遺跡のように見えました…
 
(写真は少し加工してSF映画っぽくしてみました・笑)

 
 

2009年10月12日月曜日

楽器!?アート!?

 吹田市の万博公園で開催中の「エキスポのエキスポ」という展覧会に行ってきました。
 
 
 会場は大阪万博の一般パビリオンで唯一残されている鉄鋼館です。20世紀少年の小人にとって大阪万博は正に「夢の未来世界」でした。あの時見せられた「未来」には実現したものも、そうでないものもありますが、その後見に行く博覧会が全てイモに思えてしまうぐらい強烈なイメージを植えつけられてしまいました。これも一種の「PTSD」なんですかね(笑)
 
 写真は当時鉄鋼館で展示されていた「池田フォーン」という楽器です。フランスのバシェ氏の作品で、会期中にはこの楽器などを使って演奏された高橋悠治氏の曲が流されていたそうです。

 

 分厚い鉄板の上下に共鳴管が付いた構造で、一種の鉄琴ですね。手でたたいてみたら「ウォ~ン」と低くて深い音がしました…
 
 
 
 

2009年9月25日金曜日

ファゴット修理のビデオ

またまたebayで買い物をしました。
"Birds eye view of a bassoon repad"というDVDです。
 
 















 
邦訳すれば「ファゴットのパッド交換俯瞰ビデオ」ぐらいの感じですかね。
アメリカはアーカンソーのリペアマン、ポール・ハイマンさんが自分の作業を撮ったビデオで、送料込みで1,000円ぐらいでした。
 
 













 こんな風に固定カメラで淡々と撮ってます。BGMはありますが解説等は一切入ってません。ハウツービデオと思って買ったんですが大ハズレでした。
 
 バラす→タンポ取替→試奏!?
 
 あれ~!?タンポ取り替えた次の瞬間には楽器が組み上がってて、パラパラッと吹いてそれで終わり???いつの間にかキーがピカピカになってるし…(-_-;)
 
 組立と調整を見たかったのに完全に割愛されてました…同封されていた手紙には自分の経歴が延々と書かれてるんですが、「15歳から父親の楽器屋で修理を始めた」「ピッコロからチューバまで修理できる」「サックスとフルート演奏はプロ並みだ」といった自慢話ばっかりで、参考になる情報はゼロでした。この人、ファゴットだけでなく様々な楽器の"Birds eye view"シリーズを売ってるみたいなんですが、何のために販売してるのかさっぱり判りません(笑)
 
 管楽器修理センターさんで作業見てる方がよっぽど勉強になります…
 
 

2009年9月16日水曜日

ドーピング!?

 パソコンの画像を整理していたら昔撮ったこんな画像が出てきました。
 
 
 ではここで問題です!
 
 これは何の楽器でしょうか?
 
 
 
 
 正解はアルトリコーダーです。モーレンハウエルの「モダンリコーダー」というモデルで、モダン楽器に負けない音量と3オクターブの音域が特徴とメーカーのHPには書かれています。バロックリコーダーをドーピングしてパワーアップしたような楽器です。
 
 リコーダーを吹いていると、音量的にモダン楽器に負けてしまうので『なにくそっ!』と思って買ったのですが…確かに音量は普通のリコーダーと比べてデカいです。特に低音域はブイブイ吹けて快感です。ただ「3オクターブの音域」というのは私には出せませんでした。
 
 どうしても運指表に書いてある音が出なかったので一度輸入元に送り返して調整を頼みました。その時の答えは『楽器は問題ない。3オクターブ目を吹くときはブロックを一番下まで下げて…』というものでした。そうこの楽器はブロック位置を調整できる装置まで付いてるんです。でも演奏中にネジを回してブロックの高さ調整しろなんて、全くナンセンスですよね…。
 
 私には使いこなせなかったこのリコーダー、ミカラ・ペトリさんが使ってるのをTVで見たことがあります。もちろんちゃんと使いこなして素晴らしい演奏をしておられました(笑)
 
 楽器は今でも手元にあるのですが全く吹いてません。多分この先も出番は無いでしよう…
 
 

2009年9月8日火曜日

ボロボロの楽器ケース

 さて…プラ管ファゴットが入っていたケースなんですが、かなり使い込まれてボロボロの状態。しかもとってもカビ臭い。ソッコーで捨てても良かったんですが、Cello&Cooのケースよりもコンパクトな設計でちょっと惜しい。修理できないか検討してみることに…
 
 
 外張りの合革が傷んだのか、木目のカッティングシートで補修されてるんですが、そのカッティングシートがさらに傷んでるような状態です。「SMS」ってなんでしょね?
 
 
 底面は貼ってたものが完全にめくれて下地丸出し。それがさらに擦れてます。どれだけ使えばこんな状態になるんでしょうか!?角は下地まで無くなっています。
 
 

 内張りのチンチラがあまりにもカビ臭いので、貼り替えできるかめくってみました。フタの部分は写真のようにすぐ剥がせましたが、楽器が入る側はかなり大変だという事が判明。
 
 

  結局はゴミにだすことに…(笑)

 楽器ケースって初めてバラしてみたんですが、構造はだいたい判ったのでベニヤ板買ってきて作ってみますかね。問題は金具が市販されてるかどうかなんですが、東急ハンズとか行けばなんとかなりそうな気もします。

 

2009年9月4日金曜日

プラ管ファゴット

 以前からebayで見て気になっていたプラ管ファゴットをようやく落とす事ができました!米国のLintonというメーカーの楽器です。

 日本ではほぼ見かけないプラ管ファゴットですが、ebayではFox・Selmer・Linton・Connなどの中古品が常に何点も出品されています。米国では入門用や野外演奏用としてかなりの数が使われてるんでしょうね。そんなに値段も上がらないのでお手頃です(笑)
 
 
落札したファゴットはかなり使い込まれたもののようで、ケースがボロボロでした  
 
マークがアメリカンでカッコイイです!
 
  
「ラッシュ・モア」みたいなエンブレムもアメリカン? 
 
Cello&Cooと並べてみました。それぞれ個性的です
 
 
上がCello&Coo、下がLintonのボーカル
これだけ形が違うと構え方が全然違ってきます
 

 あまりに古い楽器だったので分解掃除→ジョイントコルク交換→キー調整して使える状態にするのに2週間ぐらいかかりました(休みの日や時間のある時だけやってるからですけどね)。奇跡的にパッドは全部生きてて交換せずに済んだのが幸いでした。
 
 で、試奏してみたんですが、カタい音色でテナーサックスっぽい感じ。柔らかめのリードを使うとよさそうです。音量もあり(特に低音域)音程も悪くないので、合奏でもそこそこイケるのではないでしょうか?今度オケで使ってみようかな?
 

2009年8月16日日曜日

誰がためにオケは鳴る?

 今日は後輩の所属するアマオケの定期演奏会へ行ってきました。場所は関西屈指のクラシック専用ホール、大阪の「いずみホール」です。
中は撮禁なので外観だけ…ウィーンの楽友協会をモデルに作った
シューボックスタイプのクラシカルなホールで、音響が抜群です。
     開演のベルが鳴り、出てきたのは何とマイクを持った指揮者一人…そこから延々と『前説』が始まったのです!その指揮者とは「〇だめコンサート」で有名なM氏なんですが、その後も楽しい解説を交えながらの演奏が繰り広げられました。あくまでも楽団主催の定演のはずなんですけど、これじゃまるでM氏の企画コンサートですね。    お金払って客演指揮に来てもらってるのに好き放題されたんじゃ、たまったもんじゃないと思うんですが、オケも熱演でM氏のやりたい事をきっちり実現してました。「古典だからピリオド奏法で」って言われても、普通のアマオケじゃ無理ですよね。おそろしくレベルの高い楽団だと思います!  後輩には「先輩、ファゴット上達したらウチに来て下さいね」と言われてるんですが、こりゃ百年吹いても無理ですな…(泣)    
ホール前の広場にて (立体写真になってますので、拡大して交差法でご覧下さい)
 

花火

 先日、久しぶりに実家へ帰ってきました。実家の近くで割と有名な花火大会があるので、毎年その日に合わせて帰省しています。小人の兄弟は正月には揃わないのに花火の日には全員揃うんですよ(笑)

 実家は高台にあって、ちょっと遠いんですが上空ではなく目の前に上がる花火を楽しむ事ができます。動画でアップしますのでお楽しみ下さい!

 実家帰ったり旅行に行ったりで、ここんとこずっとファゴット吹いてません…(>_<)

2009年8月15日土曜日

久々の韓国

 夏休みを取って家族で釜山へ行ってきました!
 
 去年までは仕事の都合で夏に「夏休み」が取れなかったんですが、今年は異動したおかげで、子供の夏休み期間中にちゃんと夏休みを取る事ができました。小人は2年ぶり、家族は7年ぶりの海外です。



英雄・イスンシンと国花・ムクゲのツーショット 
 

 小人は独身時代に韓国にハマってしまい、もう何度も渡韓しているのですが、行く度に変化していて何度行っても飽きません。普通に街を歩いているだけで楽しくてしょうがないです(家族はそうでもないようですが)。


チャガルチ市場にて…日曜なので人が多い!

 
 釜山という街は日本に例えるなら「神戸か長崎に大阪人がいっぱい住んでる」感じですかね…(笑)
オシャレな港町なんですが、すごく活気があります。ソウルにも何度か行きましたが東京みたいな感じで、関西人には釜山の方が肌に合いますね。特にチャガルチ市場あたりは昔の韓国のアジアっぽいイメージを色濃く残しています。
 
 ちなみに今回もフェリーでの旅行でした。大阪~釜山は約19時間で、人に話すと「えぇー!?大変ですね」と言われますが、船も韓国も大好きな小人には「至福の時間」なのです。


玄界灘に沈む夕日…船旅サイコーです (^-^)
 
 

2009年8月4日火曜日

激安デジカメ

 先日、家族でショッピングセンターに行った時にデジカメが安売りされてました。子供に持たせるのに丁度良いと思い、5色ある中から娘に選ばせて買ったのがこれ。

 
 値下げ処分品とはいえ、USBケーブルや画像処理ソフトまで付いて、たったの1,890円でした。30万画素のオモチャクラスですが、液晶ディスプレイで撮影画像を確認できない事を除けば、小人が初めて買ったデジカメ(CASIO QV-10A)とほぼ同スペックです。確かQV-10Aを買った時は4万弱したような気が(しかもケーブルや取り込みソフトは別売だったし…)…ホントに技術の進歩ってスゴイですね。
 
 …で、娘に「好きに使い~」と言って渡したら、さっそく手持ちのシールでカスタマイズしてました。こういうのが小3女子センスらしいです…(笑)
 
 デコ電よりはマシか…(^^;  

2009年7月25日土曜日

K交響楽団定期演奏会

 今日はウチの団のクラ吹きが出るというので、K交響楽団の演奏会へ行ってきました。このオケは某大学のOBオケなんですが、恒常的に練習するのではなく年に1度の定演前に集中的に練習して本番に乗る、というスタイルを採っているそうです。
 
 面白かったのはこのオケ、鉄道マニアが主導権を握っていて演奏会のパンフも「鉄分」たっぷりなのです(笑)
 
 
普通のオケはこんな曲目の書き方しませんよね
 
 
「賛助出演」「団友」とかではなく「鉄道マニア」を明記(爆)
 
 
 …こんな変わったオケですが、学生オケのノリとパワーを感じさせる良い演奏でしたよ!社会人になってもこうやって集まれる仲間って、ちょっと羨ましいです…
  

2009年7月22日水曜日

日食、見ました

 今日は休みだったんですが、テレビは朝から「世紀の天文ショー!皆既日食」と大騒ぎでした。しょうがないので(?)釣られてみました(笑)。    大阪地方はあいにくの曇り空でしたが、逆に雲の薄い部分で欠けた太陽を見る事ができました。日食って、小学生の頃に見たような、見てないような…
コンパクトデジカメでは、これが限界でした…
  
 
  感想は…「まあ、そんなモンか」ぐらいです。 だって天文の知識が無い大昔の人ならともかく、今は原理から日時まで全部わかってる訳で…怪奇現象でも天変地異でも神の怒りでも何でもないですからね。知識が増えるとロマンは減ってくるようです…(笑)  

2009年7月12日日曜日

ヤバいかも?

 今日は暑かったですね。すっかり「夏!」でした。
 
 そんな中、いそいそとオケの練習に出かけたんですが…
なんと本日の参加者6名!これじゃ合奏になんないので、団長から指揮者に連絡して合奏は中止、自主練習となりました。
 
 まあ、皆さん社会人で色々都合もあるので、こんな日があってもしょうがないんですけどねぇ…。小人自身も出席率悪いですし…。
 
 ただウチのオケ、ここんとこ休団や退団が相次いで団員自体が減ってるので、「大丈夫かな~?」という状態です…(汗)
 
 

愛器も怒り目…?(笑)
 

2009年7月8日水曜日

親バカですいません!

 娘が地元の書道展に入選しました。ご褒美に水で練習できるシートを買ってあげたら、なぜか描いてくれたのが小人の似顔絵…



リコーダー持ってるみたいです
 
 
 家では圧倒的にファゴット吹いてる方が多いんですが、小学生には「リコーダー吹けるヒト」の方が尊敬されるみたいです。
  
 ちょっと嬉しかったのでブログにアップして、プロフィール写真も変更しちゃいました。ホント親バカですね…(笑)
 

2009年7月7日火曜日

激安コントラ、再び…(完結篇)

 先日いぢったebayのアヤシい出品者ですが、またまた全出品をキャンセルして消えてしまいました。相変わらず何がしたいのかさっぱりわからないままです…
 


評価を入れてる人も、もう登録がありません(お仲間?)

  

 ただ、この人出品内容がすごく面白いんですよね~。今まで出品された楽器をご紹介しましょう。
 
    ・バスサックス
    ・アルトクラリネット
    ・バスクラリネット
    ・コントラバスクラリネット
    ・バスフルート
    ・イングリッシュホルン
    ・コントラファゴット
 
 なんか、すごくマニアックじゃないですか?特殊管ばっかり出してくるので、ID替えてもすぐに気付いちゃうんですけどね(笑) 詐欺目的ならホルンやファゴット、チューバみたいにそこそこ値が張るけど一般的な楽器にしたほうがひっかけ易いと思うんですけどねぇ…新手のマーケットリサーチか何かなんでしょうか!?
 
 また姿を変えて現れるんでしょうねぇ~このヒト…

 また遊んで下さいねー! (^o^)/
 

2009年7月4日土曜日

関西ファゴットフェスティバル

 今日は、第25回ファゴットフェスティバルを見に行ってきました。会場は大阪フィルハーモニー会館、あの大阪フィルハーモニー交響楽団の本拠地です。プロオケの練習場へ行くのも初めてなら、ファゴ吹きばかりのおまつりも初めてなので、ちょっとドキドキしながら行ってきました(笑)





 この催しのメインイベントは「100人による大合奏」です。小人でも知ってるような有名なプロ奏者から高校生までが一緒になって合奏してました。ファゴットアンサンブルも10人程度までならYouTubeなどにアップされてますが、100人はないですよね~スゴかったです!!!

すげぇ~!壮観ですっ!楽器の総額いくら?(コントラ5本入)
 
 
 
 ロビーではファゴットの展示ブースも出てました。ヘッケル・ヴァルター・ライツィンガー・ピュヒナー・モースマン・ヤマハなど銘器がずらり…でも不思議な事に試奏してる人が誰も居ません。…っていうか人が居ません。100人以上のファゴ吹きが同じ建物の中に居るはずなんですが、皆さん本番前で忙しいんでしょうか?
 みんながブイブイ試奏してれば、どさくさに紛れてヘッケルとか吹いてやろうと思ってたんですが、楽器屋さんがずらりと並んだあの雰囲気の中で「吹かせて下さい」と言うのは、よっぽど腕に覚えが無けりゃ無理ですね。ヘタクソな上に気の弱い小人は、こっそりと目の保養だけしてきたのでした(泣)
 
 
JDRさんのにステッカー貰いました。カワイイです(笑)
 
 
 今年は客席でしたが、来年は是非参加したいです!
 
 


2009年6月29日月曜日

ロシアのファゴット!?

 ネットを見ていて、ヘンな楽器を見つけてしまいました! 「Russian Bassoon (ロシアのファゴット)」と呼ばれる楽器です。セルパンとオフィクレイドの中間に位置する楽器ですね。
 
 
左から:1. ウィキメディア 2. J.M.レナール古楽器店 3. ボストン美術館 4. エディンバラ大学
  
 管体の作りはファゴットそのものなんですが、ベル管がラッパ型や獣型の金属製になってます。ダブルリードではなくリップリードで吹く楽器なので「金管楽器」に分類されるそうです。昔の人はいろんな事考えてチャレンジしてたんですね。有象無象が淘汰された結果が今の楽器になってるんだと思うと、こんなヘンテコ楽器もいとおしく見えてくるから不思議です。
 
 ちなみに某サイトの説明では「ロシアとはなんの関係もない」と書かれていました…(笑) 

2009年6月25日木曜日

プラスチック製リード

 クラリネットやサックスのプラスチックリードはたまに見かけるんですが、ダブルリードってほとんど無いですよね。ebayに時々出品されてるので、ずっと気になっていました。出品者によると…
 
①ウォームアップ不要 ②割れない ③へたらない
 
…という特徴があるそうです。そんな「夢のようなリードなら試してみるしかない!」という事で、落札してみました。


ニュー・ハンプシャーより到着!
 

  
 で、早速試してみました。確かにウォームアップ無しで1息目からちゃんと鳴ります。が!ギンギン鳴るけどまったく軟らか過ぎで、2オクターブ目に入ると音程が取れません(逆に最低音域はバリバリです・笑)。

 更に困ったことに、音色がファゴットではない『何か』になってしまいました(爆)
強いて言うなら「ペラペラのリードを付けて初心者が吹いたテナーサックス」、ですかね!?




糸巻きは非常に丁寧で高級感あるんですがねぇ…



 
 「さあ、調整すっか」とヤットコを取り出してびっくり!立体成形のせいか、1番・2番ワイヤーを押しても開き具合とかが全く変わらないんです…

ダメだ、こりゃ (-. -;)

結論:「全く使いものになりません!」
 
 
 ヒマがあればちょっと詰めて削ってみようかとは思いますが、ほぼ期待できません…(泣)
 

2009年6月18日木曜日

バッハのファゴットソナタ

前に楽譜をゲットして「やりたい、やりたい」と思ってる曲があります。
バッハのファゴットソナタなんですが、数あるファゴットのレパートリー
の中でも1・2を争う珍曲だと思います。
 
こんなのです…
  ↓
ファゴットはそんなに難しくないんですが、ピアノ弾けないもんで…(汗)
  
あ、バッハはバッハでも有名なJ.S.ではなくP.D.Q.です。
「コア」なクラッシックファンにはある意味有名ですが…(笑)
 

2009年6月15日月曜日

激安コントラ、再び…(その2)

例のアヤシい出品者に第2波攻撃を仕掛けてみました。
 
Hello!
Thank you for your rapid reply. But, your answer makes me confused. I wrote you two questions, but your answer was only "yes". Is this "yes" the answer for first question or second one? Would you answer again?
And please send me your ansewer on "ebay messaging system", not to my private mail-address.
Thanks!
(素早いお返事ありがとうございます。でもあなたの答えは良く解りません。私は2つ質問をしたのに答えは「はい」1つだけです。この「はい」は1つ目の質問への答えですか?それとも2つ目ですか?もう一度お答えいただいていいですか?それと個人アドレス宛ではなく、ebay上でお答えいただけますか。)


この質問に対して、次のような答えが返ってきました。

first question answer:yes.
second one answer: no.
I forgot password, I can't sign in my ebay, I can't via ebay messaging system answer you.
thanks.
(1つ目の質問の答え:はい。2つ目の答え:はい<これは否定疑問文への答えなので「はい、間違ってません」の意で良いと思います>。パスワードを忘れてebayにログインできないので、ebay上で答えが送れません。)

これで「言質取ったどー!」と思ってたんですが…やはり出品は取り消されました。今回は「理由無し」です。この中国人、どこまでもしたたかですね。「間違えてません」とは言いましたが、「出品取り消しはしません」とは言ってませんものね…小人的には少し詰めが甘かったようです…(-_-;)




 
出品しといて訳もなく取り消すのはebayに限らず、オークションではルール違反です。どのみち通報するしかないようですね…ただこの出品者、6点出品して5点を同時に取り消してるんですが、1点だけ正常に終了してるようなんです(消し忘れか?)。ちゃんと取り引きを完了させて購入者からの評価が入るかどうか楽しみです。

(この投稿は、オークションの終了を待ってアップしました:6/22) 

2009年6月14日日曜日

激安コントラ、再び…

以前、ebayで意味不明の出品と取り消しを繰り返していた出品者が帰ってきました!もちろん全く別のIDを使ってるんですが、こういうのって何故かすぐに判っちゃうんですよね~。画像には出てませんが、商品説明欄に「初めてのebay出品です」な~んてしゃあしゃあと書いてます。これは小人的にはいぢるしかないですねぇ(笑)

 

 

こんどは$800スタートですよ!

 
 
そういうことで、さっそく問い合わせをしてみました。


hello!
is this really no-reserve auction?
haven't you made an error in the minimum bid or reserve amount on your listing items?
thanks!
(このオークションってホントに最落無しですか?スタート価格か最落金額を間違ってませんか?)
 
 
以前の手口は知っているので、詰め将棋の気分で英文3行目の質問を入れてみた訳ですが、返ってきた答えは…

yes,
thank you.
(はい)


しまったー!!!
相手もなかなかしたたかですね。私が普通疑問文と否定疑問文を併用したのを逆手に取って「yes」の一言で片付けられてしまいました。ちょっと詰めが甘かったようです(汗)
この回答では言質取った事にはならないので、さらなる攻撃が必要ですね…(^^;ゞ
 
ちなみにこの出品者、私がebayのメッセージシステム上で質問しているにもかかわらず、私の個人アドレス宛に返信してきました。「何故私のアドレスを知っているのか?」…以前にやりとりした人と同一人物だという事だけははっきりしました!
 

2009年6月7日日曜日

色んな意味でお恥ずかしい…

今日は木管五重奏の本番でした。はっきり言って出来は…
でした…orz
 

 合わせが難しいラヴェルはまあまあの出来だったのですが、逆に「何の事はない」と思っていたトトロで崩れそうになるという体たらく。練習不足でお恥ずかしい限りでした(汗)
 
 でも演奏の不出来よりも、私的にはウサミミを付けて演奏した事の方が恥ずかしかったです。
 アニメの曲という事で、全員ネコミミやウサミミなどをつけて演奏したのですが、女性や若いメンバーはともかく私とホルン氏は実年齢も見た目も「おぢさん」なので、かなり無理があったのではないかと思います。終演後、オケの他のメンバーにも冷やかされてしまいました…
 

本番の写真もあるのですが、余りにイタいのでイメージ写真で…(笑)

2009年5月31日日曜日

木管五重奏!

 来週、うちのオケが練習に使用している市民会館でイベントがあります。普段会館を使用している団体の合同発表会みたいなもので、民謡・合唱・人形劇など様々な出し物が披露されます。もちろんうちのオケも出演するのですが、舞台が小さい事もあってフルオケではなくアンサンブル数組での出演です。私は昨年のこのイベントでファゴットデビューを果たしたのですが(この時は管楽11重奏)、今年は木管五重奏で参加させてもらう事になりました。
 
 曲目は「トトロ・トトロ(さんぽ)・ラヴェル」(笑) アレンジものの場合、ファゴットの役割ってどうしても「ベース」なんですね…3月の吹奏楽に続いて又もや「ボン、ボ、ボボ~ン」です…(-_-;
 
 もちろん木5には打楽器なんてありませんからベースパートはリズムの要なんですが、何しろ音域低い!反応鈍い!音量出ない!アタック弱い!ベース経験者としては誠に不本意な演奏しかできてません。あ~、本番やだな…
 
<今日の教訓> ファゴットはメロディー楽器です~(T-T)
 

2009年5月17日日曜日

激安コントラ、その後…(完結篇)

 以前から気になっていた激安コントラの怪しい出品者なんですが、気が付いたらeBayから登録が消えてしまいました!結局、このヒト何も売ってないと思います。
 
 

もはや登録されたユーザーではありません」だそうです



多分このIDも同一人物ですね。やはりeBayから消えています…
 
 
 何かの目的を達成してトンズラしたのか、私の通報でIDを止められたのか、理由は判りません。メルアド知ってるんで聞いてみますかね…?(笑)
 
 あぁ~、激安でコントラ欲しかったな… (=. = )