2012年6月23日土曜日

爆裂ラテン系バソン!?

バソン(フランス式ファゴット)の名手と言えば、ジルベール・オダンやモーリス・アラール、ポール・オンニュなんかがすぐに浮かびますが、こんな人を見つけました!
 
 ノエル・ドヴォ氏(で読み方合ってますかね?)はフランス出身のバソン奏者で、永くブラジル交響楽団で首席奏者を務めた方だそうです。
 
ボザ『レシ、シシリエンヌとロンド』 

 
 この曲は有名なので色んな人の録音がありますが、こんな<ブイブイ>吹いてるのは初めて聴きました…(笑) さすがブラジルが長いだけあってめっちゃラテン系やん?…と思ったんですが、よくよく考えたらフランス人って元々ラテン系でしたね…(^^;ゞ

 
 
 もう1曲、アンサンブルを…
 
コレット『4本のファゴットのための協奏曲 ル・フェニックス』

 
 バソン四重奏を聴く機会も少ないんですが、吹き方が吹き方だけに我々が良く知っている(ドイツ式)ファゴット四重奏とは全く違う響きがしますね…
 
 これらの演奏を聴くと、小人のバソンの吹き方は根本的に間違ってるような気がします…(汗)

2012年6月18日月曜日

Road to "LONDON"

所属するオケの定期演奏会のメインが決まりました!


ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」

 オリンピックにちなんだ訳でもないんですが、まあタイムリーな選曲ですよね(笑) 


 さて、ファゴ吹きから見たこの曲、『意外にもファゴットがソロ楽器として扱われていてオイシイ』という感じです。2楽章や3楽章ではオーボエやフルートと同等のソロが割り当てられてますし、2楽章の冒頭、弦楽で提示される主題にファゴットを重ねてくるところなんかはゾクゾクしますね。

 ただしソロ以外はヴィオラやチェロバスとのユニゾンでベースラインの補強、という古典派にありがちな用法。「弦楽器じゃないんだから勘弁して下さいな」というというところも多々あります。


 そんな訳で、小人的にこの曲を演奏するために克服しなければならないフレーズがこれ…




 ちゃんと基礎練習ができてる人にはどうってことないフレーズばっかりなんでしょうね。「な~んだ、ただのスケールじゃん?」と言われそうです…(汗)

2012年6月11日月曜日

小物貧乏…

今日は梅田の某楽器屋さんまでバリサクのリードケースを買いに行きました。
 
 
 
 リードケースってクラやアルトサックス用は種類もたくさんあって選び放題なんですが、ファゴットやバリサク用はどこでも置いてるシロモノではなくて、「売ってればラッキー」状態ですよね。先日バリサクのリードを買った店には置いてませんでしたし、今日買いに行ったお店にも1種類しかありませんでした。まあ手に入ったので良しとしましょう。

 
 
 
 では問題です!次の写真に出ているリードケースは、それぞれ何用でしょうか?


 
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<こたえ>
(右上より時計回りに)バソン、バリサク、ファゴット、オーボエ
 
 入り数が違うので、リードの大きさとケースのサイズが一致しないのが今回のポイントです(笑)
 
 実はこの他にも3本入り(オーボエ/ファゴット)や5本入り(オーボエ)なんかも持っています。実際に運用してみないと<何本入りが適当か?>が分からないので、ついつい色々と買ってしまいます。家にはリードケースがゴロゴロ…ホント無駄遣いだと思います(泣)
 

2012年6月7日木曜日

見た!けど…

6月6日は『<世紀の天体ショー>金星の太陽面通過』でした。


感想は「ふ~ん」程度(笑)



 先日の金環日食よりさらにレア度が高いそうで見られたのはラッキーでしたが、珍しいからと言って感動する訳ではないようですね…