2010年3月26日金曜日

いったいどうなってるんですか?

 先日eBayで中国のセラーがヤマハやクランポンの楽器を大量に出品している話を書きましたが、最近とんでもない事になってます!
 
 なんとクランポンのB12で同じシリアルナンバーの楽器が違うセラーから大量に出品されているんです!普通には考えられない話ですよね?しかもこれらのセラー、IDこそ違いますが使ってる写真が同じなんです。タイトルの書き方もまったく同じですし…!?
 同一人物が複数のIDを使って重複出品してる可能性もありますが、同じIDで複数個が出品がされてたりするので、同じシリアルナンバーの楽器がたくさんある(=ニセモノ)可能性も大です。ちなみに上の画像で売られているシリアルナンバーは1083155なんですが、eBayではもうひとつ1083169というナンバーの楽器も複数個出品されています。
 
 

 この2つの写真はどちらもB12として出品されているものなんですが、シリアルナンバーが14番しか違わないのに、サムレストの形状や数字のフォント、"MADE IN FRANCE"の文字の有無などが違っていて、まるで別メーカーの製品のようです。
 
 
 ちなみにこれがそれぞれのナンバーの楽器に付けられているクランポンのロゴです。写真が違うので確かな事は言えませんが、使っている金色の濃さが違うようです。"MADE IN FRANCE"の文字の有無も違いますし、純正のクランポンならロゴの下に型番が入っているはずですね(写真右の位置の場合)。
 
 クラ吹きの方、コレクションにいかがですかー!?(笑)
 
 

2010年3月24日水曜日

ディオニュソスの宴

 22日は母校の定期演奏会でした。今年もファゴットでエントリーし、OB合同ステージの2曲(+アンコール1曲)で出演させていただきました。

 

会場は去年と同じ地元の文化会館
 
   
定員550名と吹奏楽にはちょっと小ぶり。かなりデッドなホールです。
 
 

合同ステージの様子

 
 今年は段取りも分かっているので、去年よりイイ状態で本番に乗れました。前回はスタンドのソリがあったのでそれなりに緊張しましたが、今回はお気楽にブイブイ吹かせていただきました。
 
 小人は音楽は何でも好きなんですが、特に吹奏楽はやってて楽しいですね!一体感や盛り上がりに陶酔してしまいます。棒吹きと言われようががさつと言われようが、こんな楽しい事はやめられませんね。もちろん終了後のOB会も大いに盛り上がってしまいました。マイミクさんも増えましたし…(笑)
 

 
 さあ、ファゴットはしばらくお休みして4月のオーボエに集中ですっ!
 
 

2010年3月20日土曜日

今年も出させていただきます!

 今年も母校の吹奏楽部の定演に乗る事になりました。そんな訳で1年ぶりに母校へ…去年は初めてだったので勝手が判らなかったんですが、今年は段取りも分かっているので隙を見て校内を散策してきました。
 
『ノコギリ廊下』も昔のままです(当たり前ですね)
突き当たり右側が小人のクラスだったと思います。
 
 
いつもこの景色を見ながら吹いて(弾いて)ました
ビルが建つわけでもなく、ホント変わりませんね…
 
 
名物「オープンカット」
地形の都合でこんな構造になっているそうですが、
文化祭など行事の時には野外ステージと化します。
音が複雑に跳ね返るので、吹きにくかった記憶が…

 
 
 こうやって散策しているといろんな思い出がよみがえってきますね。この歳になると昔を懐かしむのもなかなか良いもので…(笑)本番当日は同窓会も予定されているので楽しみです!

 現役生との合奏練習はバテそうになりました。さすがに高校生は元気ですね。現在の部のモットーは『一奏懸命』だそうです。オトナにはもう体力でも気合いでもついて行けません…(T-T)
 
 

2010年3月19日金曜日

アメリカン・スタイル

 先日eBayで落札したリードが韓国から届きましたが、もう1件アメリカのセラーから落としていたリードが1ヶ月かかってやっと到着しました。3本で$15.99と、1本500円ぐらいでした。韓国のリードも安かったんですが、逆に日本で売られている完成リードが高過ぎるんじゃないの?と思ってしまいます。申し訳ありませんが、もう■amahaさんや■olceさんでは買えないですね(笑)
 
 

今回はアメリカ・ニュージャージーから到着。お試しなので
ソフト・メディウムソフト・メディウム各1で送ってもらいました。
 
 
 このリードを落としたのは「アメリカンスタイル・スクレープ」というのがどんなものか興味を持ったからです。他のリードと比べると、 背骨を残したような削り方で表皮を落とし、先端を山型に段差を付けて薄くしてあります。吹いてみると反応が良い大変鳴らしやすいリードで、これも大当たりでした!
 
 

他のリードと比べるとすごく荒っぽい仕上げなんですが…


 

現在手持ちのリードは4ヶ国の多国籍軍です
 
 
 これで本番には困らなくても済みそうです。『フル装備』も無事に退院してきたので、あとは練習あるのみですね。
 
 
 
 色んなリードを使ってみて分かったこと…『仕上げと音色は比例しない』
 
 

2010年3月16日火曜日

初学者的幸運(Beginner's luck)

 先日作ったオーボエのリードですが、糸巻きが気に入らなかったのでやり直してみました。

 まず材料・道具を調達に近所のショッピングセンターへ。100均屋さんと手芸屋さんでトップコートと爪切りと糸を購入しました。エエ歳したおっさんがネイルの材料や手芸用品を漁る図はかなり怪しいと思うんですが、店員さんに白い目で見られるでもなく普通に買ってきました。
 


意外と簡単に手に入るものばかり
 
 
上が初回、下が巻き直した後の状態。調整後に
撮ったのでスクレープがかなり深くなっています
 
 
 前回よりはちょっとキレイに巻けたので、早速楽器に付けて調整してみました。どうせ自作なので失敗して元々とガスガス削っていったところ、何とエースのリード並みに鳴るものが出来てしまいました!
 
正にビギナーズ・ラックですな!(笑)
 
 

2010年3月14日日曜日

さすがにそれはマズイんじゃ…

 先日eBayで落としたフル装備は無銘の楽器です。管楽器修理センターさんに調整をお願いした時に、冗談で『ついでにYAMAHOかMarikoって彫っておいて下さいな!』な~んてバカ話で盛り上がってたんですが…

 

ベルには何のロゴも入ってません… 

 
 先日eBayを漁っていたら、中国のセラーがYAMAHAやCramponの楽器を大量に出品しているのを発見しました!

B12だそうです。
 
 

 YCL250だそうです
 
 
YFL211だそうです

 

 どれも即決価格で$160程度です。スチューデントモデルとは言え、ホンモノがその価格で買えるなら素晴らしいんですけどねー。念のためヤマハのHPでYCL250の写真を確認しましたが、ロゴが全く違いますね。フルートだって現行モデルには『日本楽器』なんて書いてないと思いますし。クランポンのロゴはよくできてますね。 

 ある意味、とってもレアな楽器なので欲しくてたまらないんですけど…落札しても税関で没収されそうなので、ブログで紹介するだけにしときます(笑)

 興味のある方はどうぞ!どうなっても知りませんが…

 

2010年3月12日金曜日

作ってみました

 ファゴットと違ってオーボエのリードはチューブが使い回しできるんですね。先日逝ってしまったリードのチューブを眺めながら『一度作ってみっか~』みたいな軽いノリでケーンを買ってみました。ケーンはカマボコ・舟形・プロファイルドと種類がありますが、何の道具も持ち合わせていない小人としては当然ながらプロファイルドです。
 
ケーン1枚572円也
 
 
 とりあえずネットで作り方を調べて見よう見まねで作ってみました。糸巻きがめっちゃヘタッピですけど、一応音は鳴りました!ファゴットのようにケーン自体を丸めたりする必要が無いので比較的簡単ですね。もちろん良いリードを作れるようになるにはこれから修行が必要なんでしょうが、まずは第1段階クリアというところでしょうか?
 

うーん、 見た目が…(^^;
 

 

 リード作りで判った事がひとつ。巻いた糸を留めるために嫁さんに「マニュキアのトップコート貸して」と言ったところ、なんと「持ってない」との返事が…。う~ん、楽器以外の投資を怠ってたようで…(笑)

 

 

2010年3月10日水曜日

これは大当たりかも!?

 オークションサイトでリードを買うって、試奏とかできないので全くの賭けなんですが、eBayで2件落とした内、韓国のセラーのものが届きました。3本セットで送料込み£15.50(約2,300円)と、■olceで買ったリード(先に逝ったやつです)1本より安かったんですが、柔らかい音で仕上げも良く、なかなかイイ感じです。
 
 

何故かチューブに"ACTUS"の文字が…(笑)
 
 
 送られてきたパッケージにセラーの本名があったので、ネットで検索してみてビックリ!
なんとドイツ留学から帰って韓国で活躍中の若手オーボエ奏者の作品でした。オーボエ協奏曲を演奏している音源もアップされてたんですが、とってもきれいな音で演奏される方です。どうりで良いリードな訳ですね。ただ小人には少し重いので、リードをダメにしないようにビビリながら削ってます…(汗)
 
 そう言えばセルマーを落とした時にオマケで付いてきたリードも良いものでしたし、ファゴットのリードも(たまたまなんですが)最初からずっと大阪のプロオケ首席の方の作品を使ってます。
 
 ダブルリードって良いリードを使わないと結果が全然違ってきますので、小人はリードに関して『ホント恵まれてるな~』と思ってます。
 
 

2010年3月6日土曜日

フル装備ゲット!

 結局、プア装備では今回の曲目は吹けないと判断し、フル装備にグレードアップする事にしました。例によってeBayで調達です(笑)
 
 
中国よりEMSで到着!
 

中身はこんな感じ
 

セルマーと並べてみました。パッと見同じように
見えるので詳しく比べてみる事に…
 
 

まずは最低音がHではなくBです
 
 

ちゃんとレフトFも付いてます
 
 

これがFレゾナンス。フォーク・フィンガリングの時の鳴りが全然違います
 
 
第3オクターブキー付き
使い方がわかりません(笑)
 
  
 写真以外にもセルマーには無いキーが何個か付いています。
 
 新品でこれだけ付いて購入価格はセルマーの2倍もしませんでした!多分そこらの吹奏楽部員の個人持ちのフルートやクラの方が高いでしょうね。中国人民には一生頭が上がりそうにありません(笑)
 ただ、楽器の調整が『中華水準』ですぐに使えない状態だったので管楽器修理センターさんに持ち込んで調整をお願いしてます…しばらくしたら元気になって戻ってくる予定です!
 
 
よっしゃ~、吹くぞ~! p(^o^)q
 
 
 

2010年3月3日水曜日

これもプア装備?

 先日、『鉄』の息子のお供で京都の梅小路蒸気機関車館へ行ってきました。ここはSLを動く状態で保存している博物館で、短い距離ですがSLの引く列車に乗れたりします。小人は鉄道マニアではありませんが、ホンモノの蒸気機関車の迫力はなかなかのものでした。
 
SLを台に乗せて回転させているところ
 
 
 マニアックな息子に負けじと、お父ちゃんもマニアックなものを持参しました。実は小人、音楽熱が再燃する前は10年ほどカメラマニアをやってまして、結構ヘンなカメラを持ってるんです。
 
 この日のお供は中国製の中判一眼レフ「長城」。フィルム巻き上げはおろか絞りまで全て手動の原始的なカメラですが、カポッ!というシャッター音やブラックアウトするファインダーがハッセルを連想させてくれる楽しいカメラです(笑)
 
今や中国でも珍しいとか…
 
 
 いゃー、写真を撮りに行くなんて多分6年ぶりぐらいですけど、手が憶えてるモンですね。今どき全手動のカメラなんて『プア装備』もいいとこなんですが、最近はデジカメでバシバシ撮るクセが付いてしまってたので、一つづつ手順を確認しながらゆったりと12コマを埋めてゆく作業は久々に楽しかったです。息子そっちのけで撮影を楽しんでしまいました(汗)
 
 
写りはこんな感じ。フレームが甘いのは中国製の
ご愛嬌ですが、意外にも普通の写りです。
 
 
 それにしても、小人が愛用していたフィルム「NeopanPRESTO」が製造中止になったそうな(出かける前にカメラ屋に寄ったら売ってなくて、後で調べて知りました)。時代なんですね…