2009年9月25日金曜日

ファゴット修理のビデオ

またまたebayで買い物をしました。
"Birds eye view of a bassoon repad"というDVDです。
 
 















 
邦訳すれば「ファゴットのパッド交換俯瞰ビデオ」ぐらいの感じですかね。
アメリカはアーカンソーのリペアマン、ポール・ハイマンさんが自分の作業を撮ったビデオで、送料込みで1,000円ぐらいでした。
 
 













 こんな風に固定カメラで淡々と撮ってます。BGMはありますが解説等は一切入ってません。ハウツービデオと思って買ったんですが大ハズレでした。
 
 バラす→タンポ取替→試奏!?
 
 あれ~!?タンポ取り替えた次の瞬間には楽器が組み上がってて、パラパラッと吹いてそれで終わり???いつの間にかキーがピカピカになってるし…(-_-;)
 
 組立と調整を見たかったのに完全に割愛されてました…同封されていた手紙には自分の経歴が延々と書かれてるんですが、「15歳から父親の楽器屋で修理を始めた」「ピッコロからチューバまで修理できる」「サックスとフルート演奏はプロ並みだ」といった自慢話ばっかりで、参考になる情報はゼロでした。この人、ファゴットだけでなく様々な楽器の"Birds eye view"シリーズを売ってるみたいなんですが、何のために販売してるのかさっぱり判りません(笑)
 
 管楽器修理センターさんで作業見てる方がよっぽど勉強になります…
 
 

2009年9月16日水曜日

ドーピング!?

 パソコンの画像を整理していたら昔撮ったこんな画像が出てきました。
 
 
 ではここで問題です!
 
 これは何の楽器でしょうか?
 
 
 
 
 正解はアルトリコーダーです。モーレンハウエルの「モダンリコーダー」というモデルで、モダン楽器に負けない音量と3オクターブの音域が特徴とメーカーのHPには書かれています。バロックリコーダーをドーピングしてパワーアップしたような楽器です。
 
 リコーダーを吹いていると、音量的にモダン楽器に負けてしまうので『なにくそっ!』と思って買ったのですが…確かに音量は普通のリコーダーと比べてデカいです。特に低音域はブイブイ吹けて快感です。ただ「3オクターブの音域」というのは私には出せませんでした。
 
 どうしても運指表に書いてある音が出なかったので一度輸入元に送り返して調整を頼みました。その時の答えは『楽器は問題ない。3オクターブ目を吹くときはブロックを一番下まで下げて…』というものでした。そうこの楽器はブロック位置を調整できる装置まで付いてるんです。でも演奏中にネジを回してブロックの高さ調整しろなんて、全くナンセンスですよね…。
 
 私には使いこなせなかったこのリコーダー、ミカラ・ペトリさんが使ってるのをTVで見たことがあります。もちろんちゃんと使いこなして素晴らしい演奏をしておられました(笑)
 
 楽器は今でも手元にあるのですが全く吹いてません。多分この先も出番は無いでしよう…
 
 

2009年9月8日火曜日

ボロボロの楽器ケース

 さて…プラ管ファゴットが入っていたケースなんですが、かなり使い込まれてボロボロの状態。しかもとってもカビ臭い。ソッコーで捨てても良かったんですが、Cello&Cooのケースよりもコンパクトな設計でちょっと惜しい。修理できないか検討してみることに…
 
 
 外張りの合革が傷んだのか、木目のカッティングシートで補修されてるんですが、そのカッティングシートがさらに傷んでるような状態です。「SMS」ってなんでしょね?
 
 
 底面は貼ってたものが完全にめくれて下地丸出し。それがさらに擦れてます。どれだけ使えばこんな状態になるんでしょうか!?角は下地まで無くなっています。
 
 

 内張りのチンチラがあまりにもカビ臭いので、貼り替えできるかめくってみました。フタの部分は写真のようにすぐ剥がせましたが、楽器が入る側はかなり大変だという事が判明。
 
 

  結局はゴミにだすことに…(笑)

 楽器ケースって初めてバラしてみたんですが、構造はだいたい判ったのでベニヤ板買ってきて作ってみますかね。問題は金具が市販されてるかどうかなんですが、東急ハンズとか行けばなんとかなりそうな気もします。

 

2009年9月4日金曜日

プラ管ファゴット

 以前からebayで見て気になっていたプラ管ファゴットをようやく落とす事ができました!米国のLintonというメーカーの楽器です。

 日本ではほぼ見かけないプラ管ファゴットですが、ebayではFox・Selmer・Linton・Connなどの中古品が常に何点も出品されています。米国では入門用や野外演奏用としてかなりの数が使われてるんでしょうね。そんなに値段も上がらないのでお手頃です(笑)
 
 
落札したファゴットはかなり使い込まれたもののようで、ケースがボロボロでした  
 
マークがアメリカンでカッコイイです!
 
  
「ラッシュ・モア」みたいなエンブレムもアメリカン? 
 
Cello&Cooと並べてみました。それぞれ個性的です
 
 
上がCello&Coo、下がLintonのボーカル
これだけ形が違うと構え方が全然違ってきます
 

 あまりに古い楽器だったので分解掃除→ジョイントコルク交換→キー調整して使える状態にするのに2週間ぐらいかかりました(休みの日や時間のある時だけやってるからですけどね)。奇跡的にパッドは全部生きてて交換せずに済んだのが幸いでした。
 
 で、試奏してみたんですが、カタい音色でテナーサックスっぽい感じ。柔らかめのリードを使うとよさそうです。音量もあり(特に低音域)音程も悪くないので、合奏でもそこそこイケるのではないでしょうか?今度オケで使ってみようかな?