2015年12月24日木曜日

メリクリ


Joyeux Noël

Passez de bonnes fêtes...




2015年12月21日月曜日

The "Fourth" Awakens

スターウォーズ、遂に封切られましたね。
 
小人世代なら「スターウォーズ」というだけで興味津々なんですが、封切り前の「情報のちょい出し」と「コラボCM」の多さがいかにもで、ちょっとうんざりしてしまいました。特にCMはエアライン、電鉄、飲料、引っ越し…みんな乗っかり過ぎですって。
 
 
でもせっかくなんで、小人も乗っかっときますね(笑)

May the "4th" be with you !

4番でいいから『幻想』乗りたいです…(^-^)
 
 

2015年11月21日土曜日

よろしくオーケストラ…ところが!?

 所属オケの解散~ファゴフェスの後、しばらく楽器から遠ざかってしまってました。やはり所属団体や本番が無いとテンションが下がったまんまなので、これではいけないと思い『就活』を開始しました。
 
 先月見学に行ったところで即入団の許可を頂き、急遽本番にも乗ることに!
 
本番の様子

ヴァイオリンさん休憩中…

 今度のオケは練習場所も近いし、なにより新しいオケなので今後『運命』『新世界』といった<有名どころ>を出来る可能性が高いんですよね(前のオケではほぼ終わってたんで)…。「よし!これで練習にも張り合いが出るぞ!」とテンション上がってたんですが…なんと来年の定演の日付が仕事で乗れない日に決まってしまったんです…(泣)
 
 「練習だけでも来てもらえませんか?」と言われてるんですが、多分モチベ上がんないので悩みますね…ああっ、せっかくシューベルトなのにぃぃぃ…(T-T)
 
 
 
 

2015年10月31日土曜日

アンリュウ リコーダーフェスティバル 2015

 今日はタケヤマさんのイベントに行ってきました。
 
例によって、昭和テイスト溢れる恵美須町から

チンチン電車に乗ってあびこ道に到着! 

こちらも昭和テイストな安立商店街を入ると…

昭和っぽくない、お洒落なお店に到着。

 
 中はお客さんいっぱいで、みなさん試奏しまくりの「笛の楽園」状態。小人もまけじと吹きまくってきました(笑)
 
 フェスティバル限定販売の笛(楓・桜・黒檀)はいつものタケヤマとは違うテイストのもので、黒檀のものがかなり良いなと思いました。
 
 去年1本しかなかったバスリコーダーも今年は5本ありました。3本ほど試させてもらいましたが、多少バラつきがあるようで、買うときは本数がある時を狙って行くのが良いかもしれませんね。


 「ベニヤ」とか「箱バス」とか呼ばれるペッツォルトに木目調のものが出ていました。パッと見には「プラ管?」と思ったんですが、いつものベニヤにツルツルの塗装が施されているようです。塗りのせいか、いつものタイプと比べて、ちょっと落ち着いた音色な感じがしました。初日には真っ黒なものもあったそうなんですが速攻で売れてしまったとの事、見られなくて残念でした。
 
 
【今日の買い物】
 

 「糸巻き仕様専用グリス」なるものが売ってたので、どんなものかと思い買ってみました。非常に粘度の高いグリスで、糸に染み込まない(=糸が膨らまない)ようになっているようです。トラヴェルソに使ってみましたが、ジョイントがしっくり馴染んでイイ感じです。


 【おまけ】


 あびこ道には車庫があるので線路がスゴいことになってます。多分、実用的に作ったらこうなっただけなんだとは思うんですが、この力強さ・美しさ…思わず見惚れてしまいますね…
 
 

2015年10月9日金曜日

リコーダーフェア2題

秋と言えばリコーダーフェアの季節ですね(笑)
案内を頂きましたので宣伝しときます!

1.京都三条JEUJIAさん 10/10-10/12
 明日からですね。リコーダーがALL10%OFFだそうです。
 
2.アンリュウ リコーダーフェスティバル2015 10/30-11/1
 今年も「アジアン」ではないようです。こちらは展示・販売だけでなく、出展者によるデモンストレーションや解説などもあって面白いです。
 

皆様、ぜひお越しを…
 
 
 

2015年9月28日月曜日

ロシアン・バスーン

 気が付けば一か月以上更新が滞ってました…(汗)
 
 実は8月の仕事が忙しい時期に自宅のパソコンが突然逝ってしまいまして…。9月になって忙しさが一段落し、パソコンを買いに行ったりセッティングをしてたら、もう9月も終わりそうです(汗)

 7月のファゴットフェスティバル以降、オケの『就活』をしなければと思いながらも特に行動するでもなく、楽器もほとんど触ってないという体たらく。たとえガタピシでも所属団体があるって大事なコトなんだなぁって、今更思っています…
 

 さて、最近YouTubeにロシアン・バスーンの演奏がアップされているのを見つけました。ファゴットとセルパンの間の子のような楽器で、どんな音がするのか前から気になってたんですが(2009年6月29日投稿『ロシアのファゴット!?』参照)、やはり金管系の音でした。
 
 
ロシアン・バスーン

 
 低音域→トロンボーン、高音域→ホルンといった感じの音色ですね。思ったより音量もあります。しかし何で失敗部分までアップしてるんですかね?
 
 
ちなみにセルパンだとこんな感じ…

 
 こもった音色ですね。ロシアン・バスーンの大層なベルは決して飾りではないようです。メンデルスゾーンが指定した「セルパン」はこのヘビ型ではなく、先のバスーン型だったという説がありますが、オケでのバランスを考えるとその方が良さげです。 
 
 
オフィクレイド

 
 これがオフィクレイドになると一気に音の抜けと音量がアップするようです。さすがデカい音穴は伊達ではありません。これくらいならチューバで代奏してもベルリオーズ先生に怒られずに済みそうです。
 
 
 あぁ、ロシアン・バスーン欲しいなぁ…吹けませんけど(笑)
 
 
 

2015年8月12日水曜日

メルシー、ガリカ!

 今日Yahoo! Groupsを覘いていて、ある投稿が目に留まりました。なんと「ジャンクール22キー式のエチュードがオンラインで公開されている」という情報です。
 
Wai Kit Leung さん、ありがとう! 

 
 さっそくリンクを辿ってみてびっくり!!!なんとフランス国立図書館(BnF:Bibliothèque nationale de France)ぢゃないですか!
 
 
正に小人の楽器のために書かれた教則本です!

運指表の部分はある方から頂いて持ってたんですが
今回は全ページゲット!しかも非商用なら無料です!

 学生時代に関西で卒論用の資料が見つからなくて、東京の大学に行っていた友人に頼んで探し廻ってもらったとか、もはや昭和時代の昔話ですね…(Aちゃん、その節はありがとう!)
 今じゃ自宅に居ながらにしてパリの蔵書を参照できるんですから、ネット時代ってホントに素晴らしいですね!
 
 
目指せ!安楽椅子音楽学者…(笑)
 
 
 
 
 

2015年7月26日日曜日

林立してきました(笑)

 今日はファゴ吹きのお祭りに行ってきました!
 
 以前見に行ったのは2009年だったんですが(2009年7月4日投稿『関西ファゴットフェスティバル』参照)、その後「出たいな~」と思いつつ都合が合わなかったり、申し込み〆切が過ぎてたり…参加するのに6年もかかってしまいました…(汗)
 
Tシャツかわいいです!
焼けるような暑さの中、天下茶屋の大阪フィルハーモニー会館へ。


 今回もたくさんの楽器屋さんが出展されてました。リハの待ち時間などが結構あったので、いろいろ見させてもらって、コントラとか試奏させてもらいました。

アマティのコントラ、モーレンの並、ヴォルフのファゴッティーノ…

 有名メーカーのファゴットを一通り吹き比べられるというのは滅多に無いチャンスだったんですけどねぇ。ファゴット用のリードも持ってくるべきでした…(涙)
 
あこがれの大合奏に参加してきました!
ファゴットが林立してますっ!

 大合奏はファゴット9パート+ピアノ+ドラム。ファゴットオーケストラなんて滅多にできるものではないので、ホントに良い経験をさせてもらいました。当たり前の話ですがプロや音大生の方はやっぱり上手いですね。アマでも上手い方がたくさんいらっしゃいました。底辺のファゴ吹きとしては反省しきりなんですが、比較的簡単なパートだったのでそれなりに楽しく演奏させていただきました。
 
機会があれば又参加したいです。
 
 

2015年7月17日金曜日

ラテンの薫り

 Boosey&Hawksのネットストアに注文していた楽譜が届きました!
 

 
 輸入楽譜といえば小人が学生の頃は大阪駅前の某専門店で買うものでした。欲しい楽譜があって取り寄せをお願いすると「3ヶ月ぐらいかかります。入荷するとは限りません。気長にお待ち下さい」な~んて言われたもんです。ネットで誰でも個人輸入できる現在と比べると、ほんと『昭和の香り』がしますね…(笑)
  
 今回購入したのはヴォルフ=フェラーリの「小協奏組曲」とミニョーネの「16のワルツ」。前者はRICORDI版なのでそんなに珍しくもないんですが、後者が探してもなかなか見つからなくて…手元に届いてみれば、米国のLRQ Publishing という余り聞いた事のない出版社でした。「何で米国の出版社の楽譜を英国のサイトから買うんだ?」というツッコミは置いといて、どうもこの出版社はミニョーネのファゴット作品だけを出版している会社のようです。
 

「16のワルツ(16Valsas para Fagote Solo)」はブラジルの作曲家・F.ミニョーネ(Francisco  Mignone : 1897-1986)の無伴奏ファゴット作品です。日本でレパートリーとして定着しているのかどうかは良く知りませんが、YouTubeなんかにはよくアップされてますね。
 
 ちなみにミニョーネって「誰?」って感じですが、ブラジルでは2番目に重要な作曲家なんだそうですよ。まあ、ほとんどの日本人は1番ですら答えに困りますけどね…(笑)
 
 
まずはおなじみNoel Devos氏の演奏で…
 
どうです?カッコイイでしょ?
 
でも楽譜を見てビックリ!!!
こんな調性だったとは…

 小人は絶対音感が無いので全く気付いてなかったんですが、なんと♭6つだったんですね…Devos師匠、こんな調性をサラッと吹くなんてネ申過ぎです。

途中にト音記号とか出てくるんですけど!

 しかも最高音Hi-E(Fes)までって…ファゴットの楽譜でト音記号出てくるなんて…耳当たりの良さとはうらはらに、とっても難易度の高い曲集でした。こんなの、あと100年は吹けないですね…(=_=;)
 
 
 …とは言え16曲もあれば、中には“多少”取り組み易そうなのもあります。せっかく楽譜買ったんで、ちょっとぐらいは吹ける様になりたいと狙っているのがこの2曲↓
 
1.演奏:Abner da Silva Pinto氏(アルゼンチン・コロン劇場管弦楽団)

 
冒頭部は穏やかですが…



2.演奏:Fabio Cury氏(サンパウロ交響楽団・ブラジル交響楽団首席)
コンチェルト後のアンコールでしょうか?
 
 
 調性的にマシとは言え余裕でハイノート出てくるので、難しい事に変わりはありません。まあ「100年はかからんかな?」という程度の話で…(汗)
 
 技術的には難しいですが、ラテンの薫りのする素敵なレパートリーだと思います。何となく漂う哀愁が日本の演歌に通じる気がするのは小人だけでしょうか?
 
 ちなみにミニョーネのファゴット作品は先に紹介したDevos氏の演奏をイメージして書かれているので(「16のワルツ」の最初のレコーディングもDevos氏です)、できればバソンで吹いてあげて下さいね!
 
 
さあ皆さん、ピアソラの次はミニョーネですよ~!

 
 ※ブラジルのファゴット事情についてはHary Schweizer氏のサイトPortal do fagoteをいつも参考にさせてもらっています。充実度ハンパないです!(ポルトガル語のサイトですが、Google Chromeの翻訳機能で何とか…ね!)
 
 
2015.07.31追記
今日、梅田のD○LCEさんに行ったら、ミニョーネの楽譜、フツーに並んでました。
何やってんだ?自分…(=.=;)
 
 

2015年7月3日金曜日

さよならオーケストラ

 『響け!ユーフォニアム』終わりましたね。最後は金賞でハッピーエンドでしたが、吹部人気に繋がるかというとやっぱり「???」な感じです。リアルのコンクールは今からがまさに追い込みですので、母校の現役の皆さん、一般団体に所属するOBの皆さん、良い結果が残せるよう頑張って下さいね!
 

 さて終わったと言えば、小人的に終わったものがもう一つあります~所属のオケが諸般の事情により解散することになったんです。
 
ファゴットデビューは室内楽でした
(2008年5月)

【 このオケで実現させてもらったこと 】
 
①ファゴットデビュー ②オケデビュー ③オーボエデビュー ④バソンデビュー

 
 初心者なのに快く受け入れてもらったり、オーボエやバソンで乗る機会を与えていただいたり、ここではホントに色んな経験をさせてもらいました…ってか、やりたい放題でホントすいませんでした…m(_ _)m
 
 このオケでは大小合わせて11回の本番に乗りましたが、5月の演奏会が期せずして最後の本番となってしまいました。皆さんと一緒に記念撮影とかしておけば良かったです…
 
 

団員並びに関係者の皆さま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!
 
又、どこかでご一緒できますように…

 


 

2015年6月28日日曜日

ザ・フェニックスホールへ

 今日は友人が出演する演奏会を聴きに、梅田のザ・フェニックスホールへ行ってきました。
 
 少し早く着いてしまったので、すぐ近くにある「お初天神」へ。ここは近松門左衛門の『曽根崎心中』で有名な所です。ヒロインの名前にちなんで俗に「お初天神」と呼ばれていますが、正式名称は「露天神社(つゆのてんじんじゃ)」と言うんだそうです。
 
この左奥には「お初天神通り」という商店街もあります

 な~んてお勉強をしてから、いざホールへ。
 
3回連続で言ってみよう!

 今日のホールは正式名称を「あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール」と言い、場内アナウンスでもちゃんとフルネームで言ってくれます(笑)
 
モダンな外観とは正反対の
クラシカルな館内

 ホールはキャパ300位なんですが、ステージをぐるりと囲むように2階席がある八角柱のような独特の造りで、客席から奏者までがとっても近い感じです。小人は2階席の最後列で聴いて結構響いてると思ったんですが、1階席はあまり響かないそう。どっちに合わせて吹いたらいいか悩む、演りにくいホールなんだそうです。
 
 聴くほうも1Fエントランス→エスカレータでクロークやカフェのある2Fへ。エレベーターに乗り換えて3Fがホール1階席入口・4Fが2階席入口となっていて、上がったり下がったりちょっと面倒くさい造りですね。
 
終演後の風景。盛況で良かったですね!

 演奏会はフルートのアンサンブルだったんですが、安定のアンサンブルで今回も楽しませて頂きました。T先生、ラテンのアレンジ素敵でしたよ!
 
 
ま、酒が飲めるホールは基本的には
いいホールですけどね(笑)

 実はこのホールにはスゴい仕掛けがあるんですが、残念ながら今日は昼公演だったので観ることが出来ませんでした。ネタバレなので言いませんが、夜の演奏会へ行ってみて下さい。きっと感動しますよ!
 
 

2015年6月21日日曜日

Fête de la Musique(音楽の祭日)

 今日は「音楽の祭日 in みんぱく」を見に行きました。以前、「化け猫」さんにお誘いいただいて出演したのが2011年でしたので(2011年6月26日投稿『こりゃ楽しい!』参照)、もう4年も経ったんですね。
 
あまり写されない太陽の塔の背中
ワルな感じがたまりません(笑)

みんぱくにもタダで入れるので嬉しいんです!

 以前は特別展示館がメイン会場だったんですが、今日は本館エントランスと2箇所でフルに公演が行われてました。最近は出演希望の団体が増えて抽選の倍率が高くなってしまい、出るだけでも大変なんだそうです。
 
本館エントランス会場
(「化け猫」さんによるダルシマーの演奏)

 演奏会のついでに展示も久しぶりに見てきました。小人は学生の頃からこの博物館が大好きなんですが、以前と比べてかなりの部分の展示が新しくなっていました。見るだけでなく乗ったり触ったりできる「体験型展示」も増えてました。
 
 
みんぱくの音楽コーナー

 最近は伝統的なものだけでなく現代のものも研究対象となっているようですね。例えば音楽のコーナーには伝統楽器だけでなく、プレスリーや昭和歌謡の時代のギターなんかも展示されてました。昔では考えられない切り口です!
  

BMWのサイドカーとか…違うか(爆)

 外国の文化や生活がリアルに体験できる楽しい博物館です。是非皆さまお越し下さい!
 
 

2015年6月14日日曜日

響け!ユーフォニアム(その2)

 今日は用事で久しぶりに実家へ帰りました。
 
 以前「響け!ユーフォニアム」の投稿で『聖地巡礼が脳内で完結してしまうくらいの地元民』と偉そうに言ってましたが、実は行ったことが無い所があったんです。物語上重要な場所なのでちゃんと押さえておかないと…という訳で帰省ついでに見に行ってきました!
 
 
 さて、小人が行った事が無い場所…それは第8話に出てきた大吉山の展望台です。あがた祭の夜に久美子と麗奈がデュエットした場所ですね。恥ずかしながらこんな所に展望台があるなんてちっとも知りませんでした。登り口のすぐ手前の宇治上神社まではよく行くんですけどね…
 
大吉山の登り口
(右側の看板に注目!)

展望台からの眺め

 へぇ~、こんな所だったんですね!アニメでは夜景しか出てこないのでわかりませんが、眼下に宇治川や鳳凰堂を見下ろすことができます。夜景も多分、キレイでしょうね。
 
登り道はこんな感じ

 夜景を見るために「夜に登りたい」と思われるかもしれませんが、ここにはアニメにも描かれているように街灯が全くありません。スマホの灯りを頼りに登るのもオツですが、滑落には充分ご注意を。市街地にあるたかだか131mの山で事故ったら笑われますよ!
 
 
朝霧橋より

 さて山を下りて逆に展望台を見上げてみました。宇治神社は滝先生が『地獄のオルフェ』を聴いてたり、久美子が雨宿りしてたり、大吉山に登る待ち合わせ場所だったり…劇中何度も出てきますね。
 
いつものベンチ

 あと、何度も出てくると言えば、このベンチ。とりあえず一回ぐらいは座っとかないとね…(笑)
 
 
ベンチからの眺め

 ベンチに座って写真を撮ってみました。彼女達はこんな風景を見てたんですねー。
 
 今日は日曜日ということもあってか、あちこちで『巡礼者』と思しき方を見かけました。さすがにユーフォ吹いてる人は居ませんでしたが…結構盛り上がってるんですねぇ。例のベンチのところでも「あれ、座ってもエエんやろか?」と遠巻きに見ているグループが居ました。ただの観光地のベンチなんでお座り自由ですよー!久美子ちゃんではなく、どっかのおぢさんがさっきまで座ってましたけどね…(笑)
 
 

2015年6月9日火曜日

ファゴットで遊ぼう!

 YouTubeで面白い人を見つけました!世の中にはいろんなことをする人が居るモンですね。練習に飽きたらマネしてみるのも楽しいかもしれません。
 
 
①シングルリードで吹いてみる

 
 思ったよりはいい音してますが、音程がどうも…ただ、彼自身もコメント欄に次のように書いています。

"playing on a single-reed mouthpiece feels like playing on a rock; almost no flexibility."
 (シングルリード用のマウスピースで吹くのって、石の上みたいにほとんど柔軟性が無い感じ)

 なるほど~、ファゴ吹きって無意識に口でピッチを修正してるんでしょうね。逆説的ですが、半音ぐらい平気で変えられるダブルリードだからこそ正しい音程で演奏できているのかもしれません。
 
 ちなみにファゴット用のシングルリードマウスピースはもうどこも作ってないので、遊びたければ中古を漁るしかないようです。ちょうどeBayに出てるんですが、結構エエ値段してますね…
 
ちなみに25セントコインの大きさは24.26mmらしいので(wikiより)、かなり小さいもののようです

おしりの形がカワイイです

 
②低音を延長してみる

 
 マーラーの4番なんかに出てくる下のAを出すために延長管を突っ込むのは有名な話ですが、彼はなんと下のEまで試しています。ここまでくると、ほとんど理科の実験ですね…(笑)
 
 ちなみに小人のオケでも一度だけ楽譜に下のGが出てきた事があるのですが(日本の某出版社のアレンジ譜でした)、当然アレンジャーの不注意としてスルーしました。申し訳ありませんがマーラー先生と同列の扱いは出来ません…
 
 
③オフィクレイドにしてみる

“幻想交響曲を演るのにオフィクレイド吹きが居ない…でも大丈夫!簡単にホンモノのオフィクレイドを体験できるよ!”…って、これはちょっとね(汗) でもホルンのマウスピースが付くとは知りませんでした。ちょっとホルンさんにお願いしてやってみましょう。理屈は確かに同じですっ!
 
 
ちなみに本物はこちら↓
 
 
 
④トロンブーンにしてみる
 これはいままでの人とは違いますが、ついでに紹介しておきます。「トロンブーン」とはトロンボーンの本体にファゴットのボーカルを付けた楽器です(写真はwikiより)。この楽器を指定しているのはPDQ.Bach以外には見当たらないので、多分彼の発明品なんでしょう。
 
 これも後ろの人にちょっと借りればできますね(笑)
Licensed under GFDL 1.2 via Wikimedia Commons
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tromboon-det.jpg#/media/File:Tromboon-det.jpg

トロンブーンの使用例:PDQ. Bach:The Preachers of Crimetheus - II. Lamentations

 "The Preachers of Crimetheus"とは言うまでもなく"The Creatures of Prometheus(プロメテウスの創造物)"のもじりですね。
 
 音域によっては普通にトロンボーンですね(笑) 低音域の割れた音色こそ、トロンブーンの本領かもしれません。ところでこの録音ではファゴ吹きかボーン吹きか、どっちが演奏してるんでしょうかね?
 
 
 
色々と楽しそうですが、お試しは自己責任で…(笑)
 
  

2015年6月2日火曜日

響け!ユーフォニアム

 4月から始まった吹奏楽アニメ『響け!ユーフォニアム』、皆さん見てますか?
 

 
 
 冒頭から「ダメ金」とか「吹奏楽あるある」満載のマニアックなアニメなんですが、小人的にはかなりヤバイ感じです。なぜならアニメの舞台が小人の地元の近くで親近感ハンパないんです!
 
 原作第1巻のサブタイトルが「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」となっている通り、舞台は平等院鳳凰堂で有名な京都府宇治市です。宇治には東宇治高校という学校が実在するんですが(昔は西宇治高校もあったんですが、平成21年に名前が変わったようです)、北宇治高校という学校は実在しません。アニメ版では宇治の北部にある莵道(とどう)高校がモデルになっているようです。
 
 
京都府立莵道高校(ウィキペディアより)

 アニメファンなら『聖地巡礼』と称して上のような写真を撮りに行くらしいんですが、小人の場合はわざわざ行かなくても「あぁ、アソコとアソコね…」と脳内で完結してしまうくらい地元なもんで…(笑)
 
 
こことか…

こことか…

 アニメのロケ地は京阪宇治線の六地蔵・黄檗・宇治駅、宇治橋周辺や太陽が丘など…ほんとに良く知った風景ばかりなんです。そういえば京アニさんの本社も同じ沿線(木幡)でしたね。
 
 
 ストーリーは「あるある」過ぎて同じ経験をしてきた者にはちょっとしんどかったり、キュンとしたり…第8話の異性を誘ってお祭に行くエピソードとか…いい思い出ですね…(^^;)ゞ
 
 今のところ全体的にクラいストーリー展開で、あまり吹奏楽の魅力が伝わってきません。未経験者には「なんか吹部ってめんどくさそうやね?」って思われてしまいそうです。同じ京アニの『けいおん!』が放映された時は軽音部の入部希望者が増えたそうですが(ウチの姪とか・笑)、このアニメは吹部人気に繋がるんでしょうか?「私も吹奏楽やりたい!」と思えるようなハッピーエンドを期待したいところです。
 
 
OB会の皆さ~ん、地元愛で見てあげて下さいねっ!
 
 

2015年5月12日火曜日

H大好き!?

 ちょっと古い話ですが、ネット上で『ファゴット(バスーン)吹きに100の質問』というネタが流行った事があります。その中にこんな質問がありました…
 
Q18 ファゴット思いの作曲家といえば?

 『ファゴット思い』かどうかは分かりませんが、小人なら「楽器の特性をよく理解して効果的に使ってくれている」という意味で、ブラームス、ベートーベン、そしてヨハン・シュトラウスⅡを挙げたいと思います。

 ブラームスはオーケストレーションが素晴らしい!交響曲第1番冒頭のフルートとの下降ユニゾンや、第4番の4楽章冒頭でファゴットが入るところなんかゾクゾクしますね。ベートーベンは木管群の掛け合いで必ず重要な役割があるし、「フィデリオ」序曲なんか大活躍です。100の質問でもこの2人はかなりの確率で名前が挙がってますね。
 
 この2人に対してヨハン・シュトラウスⅡは名前が挙がりませんが、小人は大好きです!与えられる役割としては「伸ばしでハモり」が多いんですが、さりげにオイシイ音が書かれてる事が多いんですよね~
 
「カイザー・ヴァルツァー」より

 これ、譜面ヅラだけ見るとただの伸ばしなんですが、実は「どソロ」なんです!Hのロングトーン8小節をいかにクールに吹いて最後のDに落ち着かせるか?奏者のセンスが問われますが、こんなに目立って気持ちのいいロングトーンはなかなかありません。
 
「こうもり」序曲より

 シュトラウスのファゴットソロと言えば超有名なのがこれですね。何の偶然かこれもHの伸ばしです。小人は初めての本番でこれを吹きましたが、自分のキューで音楽が流れ出す気持ちよさを教わりました。
 
「カイザー・ヴァルツァー」のオーボエパート

 Hのソロと言えばファゴットだけでなくオーボエにも出てきますね。ヨハン・シュトラウスⅡって、よっぽどHが好きだったみたいです!
 
 
 
※Hはもちろんドイツ音名の「ハー」です。違う読み方しちゃダメですよ…(笑)