2008年9月23日火曜日

夏休みは船に乗って…

 小人は楽器も好きなんですが、船も大好きなんです。 先日、ちょっと遅めの夏休みを取って大阪南港から旅立ちました。 ここ数年同じパターンで旅行しており、行き先は大抵プサン、 中継地は下関だったり、博多だったり… 
 
 で、今年も旅先から嫁はんや友人に写メールを送りました。
 送った写真達はこんな感じ… 2・3枚目の写真を見て、みんな「あぁ、又プサンなのね」とあっさりダマされてくれました!(笑)
   
 






 

 実は今回の目的地は韓国ではなく、写真も全て日本国内で撮影したものです。どちらの写真にもちゃんと地名が入ってますので、韓国語読める方にはバレバレなんですけどね…
 
 
さて、ここはどこでしょう? ヒントは「ハングルもじ」ですよ…
 
 

2008年9月15日月曜日

夢のリコーダー!?

リコーダーアンサンブルの仲間が「近所の楽器屋で変わったリコーダー売ってんねんけど…」といって買ってきてくれました。「Adri's The Dream Recorder」と書かれています。
 
メーカーであるモーレンハウエルのHPによると、オランダのAdriana Breukinkがヴァン・エイクに基づいて作ったルネッサンスタイプのリコーダーで、プラ管・木管・頭部プラ管+胴部木管という材料のバリエーションと、赤や青といった色のバリエーションもあって楽しそうです。そして最もユニークな点は、木製の頭部管と胴部管が別売りされていてプラ管から徐々にパーツを入れ替えて最後には総木製にグレードアップできるところです。 「フツーに新しい木管を買えばイイじゃん!?」というツッコミはしてはいけないようです…
 
「夢のリコーダー」というネーミングは「初心者から上級者まで使えて、どんなレパートリーにも向いている」という意味で命名されたようですが、「今はしがないプラ管だけど、いつかビッグになって木管を吹いてやるゼ!」みたいな野望が感じられます。まあ夢や野望と呼ぶには余りにもショボいですが…(笑)
「笛の楽園」ハマショー風とかどうでしょう?
 

2008年9月11日木曜日

最上級機は手が届かない…

今日は定演用のリードを調達に、Cello&Cooさんへ行きました。その時に「Fg-5あるんで吹いていきませんか?」とのありがたいお言葉が…
やったぁー!Fg-5と言えば最上級モデルじゃないですかぁ! ありがたく試奏させてもらう事に…
 
買ったばかりのリードを付けて恐る恐る中音域から…おおっ!鳴るやん!頑張らなくても余裕の音量。しかもそのまま最低音まで下りて行けました。Fg-1では最低音域はかなり気を付けないとすぐに音がひっくり返ってしまうんですが、これなら余裕で吹けそうです。スチューデント機種と上位機種の違いを実感(ふむふむ)。
 
で、こんどは上へ上がって行くと…「あれっ?あれっ???」左手親指のスピーカーキーを使うところでヘンな音が!?どうもスピーカーキーを押すと他のキーに当たってしまい、音がヘンになっているようです。Fg-5とFg-1ではキーのデザインや配置が違うので慣れないのは当たり前ですが、私の場合は手が小さくて他のキーを避け切れてないのです(ダメだこりゃ)。
  
財力的にも体格的にもまさに「手が届かない」楽器でした。う~ん、残念…(笑)
 

2008年9月8日月曜日

4つのアメリカのダンス


オカリナはオリジナルの曲が少ないので、何を吹くかいつも悩みますよね。小人は根がリコーダー吹きなので、リコーダーの楽譜からオカリナに向いたものを探す場合が多いです。
 
今日ご紹介する「4つのアメリカのダンス(4 TRANSATLANTIC DANCES)」は、イギリスの作曲家J.W.DUARTEの作品で、元々ソプラノリコーダー・アルトリコーダー・ピアノ又はギター伴奏という編成で書かれており、非常に軽快で楽しい曲です。楽譜はゼンオンリコーダーピースで出版されています。
 
ソプラノのパートはF管で、アルトのパートはその下のC管でそのまま吹けます(ただしアルトのパートは低音域側が少ししんどいですが)。伴奏はピアノだと負けてしまうのでギターが良いでしょう。
 
 第1楽章:ビギン
  非常にのびやかな曲で、カンタービレ全開です。ポルタメントなんかも
  使っちゃいます。
 第2楽章:タンゴ
  A-B-A形式です。Aはスタッカート気味に吹くとオカリナの可愛さが
  引き立ちます。Bは対照的にふわふわと…
 第3楽章:ブルース
  気を抜くと琉球音楽みたいに聞こえるので注意。過度のタンギングと
  音程揺らしまくりでジャズっぽく…
 第4楽章:バーンダンス
  「オカリナでもこれだけふけるゾ!」とテクを見せびらかしましょう(笑)。
  涼しい顔で吹ききればCOOLです。
 
昔ギターの伴奏でソロで演奏しましたが、バランスが良くとても気持ち良かったです。聴衆にもめっちゃウケました。自由度が高い分、リコーダーよりオカリナで吹く方が面白いかもしれません。皆様も一度お試し下さい!
 

2008年9月7日日曜日

大阪クラシック!

なんばパークスで行われた大フィルメンバーによるファゴット四重奏を聴いてきました。プロの演奏を至近距離で聴ける(見られる)なんて滅多にないチャンスです。
40分前から待って、奏者がよく見える場所をゲットしました。独学でファゴットを吹いている私には、アンブシャー・指使い・音色・音量など見る事/聴く事全てが参考になります。演奏時間も含めて1時間以上立ちっぱなしでしんどかったですが値打ちがありました。
  
このイメージを忘れないように「明日はファゴットの練習をしよう」と思うのですが、明日は明日で面白そうなコンサートが目白押しなんですよねぇ~。困る~(笑)

2008年9月5日金曜日

ダブレット・オカリナ

先日ご紹介したオカリナファミリーの中に、ダブレットという少し珍しい楽器があります。普通のオカリナの音域は1オクターブと6度(記譜音a~f'')なんですが、このダブレットは2オクターブと4度(g~c''')出す事ができます。オクターブキーを持たないオカリナでどうやって音域を広げてあるかというと、なんと音域の隣り合った2つの楽器をくっつけてあるんです!
 

パッと見は普通のオカリナの形なんですが、実は赤線のところで2つの部分に分かれています。低音側(g~d'')と高音側(es''~c''')を合わせて2オクターブ半をカバーする訳です。吹口が2つなので、低音側と高音側を行き来するするようなフレーズがあると口元はもうパンフルート状態です(笑)。2つの吹口に同時に吹きこめば当然両方鳴るので、上手くやれば一人二重奏(?)が可能です。
 
この楽器のメーカーであるアケタでは既に製造中止になってしまいましたが、他のメーカーでは今でもダブルやトリプルのオカリナを作っているところがあるようです。
 

2008年9月1日月曜日

オカリナファミリー

オカリナって形も音色も可愛くて大好きです!値段もそんなに高くないので、結局色々集めてしまいました。写真は我が家のオカリナファミリー達です。左列の3個がC調・中央列の2個がF調の楽器です。右側の楽器は「ダブレット」という特殊なオカリナです。これはとても面白い楽器なので、改めて紹介しようと思います。
 
オカリナを1個づつ楽器屋で買っていると、どうしても個体差が大きいので使いにくいです。楽器購入時についていたアンケート葉書に色々書いて送ったところ、なんと製作者の方から直接お返事をいただきました。なんでもオカリナについてそこまで真剣に言って来た人間は私が初めてだったそうで、職人魂を刺激してしまったのでしょう。そしてその方に合奏用のセットまで作っていただきました。写真の真ん中あたりの3個がそれです。もうかれこれ20年以上も前の話ですが、とても良い楽器で今でも私の宝物です。