オカリナはオリジナルの曲が少ないので、何を吹くかいつも悩みますよね。小人は根がリコーダー吹きなので、リコーダーの楽譜からオカリナに向いたものを探す場合が多いです。
今日ご紹介する「4つのアメリカのダンス(4 TRANSATLANTIC DANCES)」は、イギリスの作曲家J.W.DUARTEの作品で、元々ソプラノリコーダー・アルトリコーダー・ピアノ又はギター伴奏という編成で書かれており、非常に軽快で楽しい曲です。楽譜はゼンオンリコーダーピースで出版されています。
ソプラノのパートはF管で、アルトのパートはその下のC管でそのまま吹けます(ただしアルトのパートは低音域側が少ししんどいですが)。伴奏はピアノだと負けてしまうのでギターが良いでしょう。
第1楽章:ビギン
非常にのびやかな曲で、カンタービレ全開です。ポルタメントなんかも
使っちゃいます。
第2楽章:タンゴ
A-B-A形式です。Aはスタッカート気味に吹くとオカリナの可愛さが
引き立ちます。Bは対照的にふわふわと…
第3楽章:ブルース
気を抜くと琉球音楽みたいに聞こえるので注意。過度のタンギングと
音程揺らしまくりでジャズっぽく…
第4楽章:バーンダンス
「オカリナでもこれだけふけるゾ!」とテクを見せびらかしましょう(笑)。
涼しい顔で吹ききればCOOLです。
昔ギターの伴奏でソロで演奏しましたが、バランスが良くとても気持ち良かったです。聴衆にもめっちゃウケました。自由度が高い分、リコーダーよりオカリナで吹く方が面白いかもしれません。皆様も一度お試し下さい!
2 件のコメント:
こんにちは!コレもよくやられていた曲ですね!ネタが少ないのがポイントで笛をやっている時はみんなで書いていました。売り譜で過去にやった曲では「草原のマルコ」がわりと良かったです。(笛向き。薦められ)また宜しくお願いいたします。
>paopao様
そうですね、自分で書ければいいんですけど…「草原のマルコ」と言えば「母をたずねて三千里」ですね。私らの世代は涙があふれて吹けないかもしれません…(笑)
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