パッと見は普通のオカリナの形なんですが、実は赤線のところで2つの部分に分かれています。低音側(g~d'')と高音側(es''~c''')を合わせて2オクターブ半をカバーする訳です。吹口が2つなので、低音側と高音側を行き来するするようなフレーズがあると口元はもうパンフルート状態です(笑)。2つの吹口に同時に吹きこめば当然両方鳴るので、上手くやれば一人二重奏(?)が可能です。
この楽器のメーカーであるアケタでは既に製造中止になってしまいましたが、他のメーカーでは今でもダブルやトリプルのオカリナを作っているところがあるようです。
2008年9月5日金曜日
ダブレット・オカリナ
先日ご紹介したオカリナファミリーの中に、ダブレットという少し珍しい楽器があります。普通のオカリナの音域は1オクターブと6度(記譜音a~f'')なんですが、このダブレットは2オクターブと4度(g~c''')出す事ができます。オクターブキーを持たないオカリナでどうやって音域を広げてあるかというと、なんと音域の隣り合った2つの楽器をくっつけてあるんです!
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