2009年3月10日火曜日

悩ましい、そのふくらみ…

ファゴットを吹きだしてからずっと気になっている事があります。
 
それはベル管のふくらみ…一般的なヘッケル式のファゴットって必ずベル管の真ん中辺りがふくらんでますよね。楽器を買うまでは何か音響上の理由で管の内径がふくらんでるんだと勝手に思い込んでました。フランス式はふくらんでないのでヘッケル式とは音色が違うんだとも…
 
でも楽器を買ってみてビックリ!内径は普通のテーパーでした。ヘッケル式でもリントンのプラ管はふくらみがありませんので、構造上必須という訳でもないようです。
 
一般的に木管楽器の外径を変化させるのには次のような理由があると思います。
 
  ①指穴やキー配置を配置する都合
  ②ジョイント部分の補強
  ③デザイン
  ④持った時の重さのバランス
  ⑤何か知らんが昔からそういうモンだ(笑)
 
ファゴットのベルがふくらんでる理由は③~⑤のどれかだと思うんですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!

<写真左より>
(1) 一般的なヘッケル式のベル(Cello & Coo)
(2) (1)の内径
(3) リントン(ヘッケル式)のベル(eBay出品より)
(4) フランス式のベル(Buffet crampon)
(5) (4)の内径
(6) バロックファゴット(ダニエル・ダイチ氏のHPより)
(7) バロックファゴット(メック社のカタログより)
 

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