まず気になったのは「ピッチ」。木管同士では注意していたんですが、弦と合ってないところが沢山ありました。どこかで同じ音が鳴っているのを注意して聞かなければいけませんね。それと時々f'が上ずるクセがあるので気を付けようと思います。
次に気になったのは「音量のバランス」。ファゴットはオーボエやクラと比べて音が抜けてこないので、もっと出した方が客席でのバランスは良いようです。
自己採点は60点、ぎりぎり及第ってトコでしょうか?次は70点台目指して頑張りマス!
チケットブースから「ここはUSJかぁ!?」というぐらいの長蛇の列、いまだかつてこんなに混んでるチボリは見たコトありません!もちろん中に入っても「待ち時間40分」なんて初めてでした。
日頃これだけの利用者があれば、たぶん閉園せずに済んだんですけどねぇ…
パッと見は普通のオカリナの形なんですが、実は赤線のところで2つの部分に分かれています。低音側(g~d'')と高音側(es''~c''')を合わせて2オクターブ半をカバーする訳です。吹口が2つなので、低音側と高音側を行き来するするようなフレーズがあると口元はもうパンフルート状態です(笑)。2つの吹口に同時に吹きこめば当然両方鳴るので、上手くやれば一人二重奏(?)が可能です。
この楽器のメーカーであるアケタでは既に製造中止になってしまいましたが、他のメーカーでは今でもダブルやトリプルのオカリナを作っているところがあるようです。
ファゴットのハードケースが重くて困っていた私は、ヨメさんに頼んで写真のようなリュックサックを作ってもらいました。ナイロン製のものは米国のAltieriから発売されていますが(写真左)、ヨメさん作は普通の布地です。Altieriは汎用なので寸法に余裕を持たせていますが、ヨメさん作はCello&CooのFg-1(ジェントルマンタイプ)に合わせて作っているので非常にコンパクトです。自宅の体重計で量ってみたところ、付属ハードケースが3.3kg、Altieriが2.1kgに対して、ヨメさん作は0.9kgで圧倒的な勝利でした(ちなみに楽器本体は2.9kg)。
ところでこのテナーとバス、ヤマハのプラ管とウリ二つなんです。アンサンブルの仲間がヤマハを持っているので吹き比べてみました。ヤマハと比べて音も楽器自体も軽い感じなんですが、その分反応が早く値段の割には良い楽器だと思います。どちらかのメーカーのOEMなのか、どちらかがコピーしたのか仲間内で大いに盛り上がってしまいました。
この個人輸入には後日談があります。メールのやり取りをしている時に「最高級品のラインは全て木目プリントなのに、アルトだけ木目モデルで無いのはおかしい(当時は一番高いアルトは写真の黒色モデルで、少し下のモデルが木目でした)」と指摘しました。すると数ヵ月後、アルトの最高級品が木目モデルになっていたのです!もちろん私に対してアイデア料は支払われていません…(笑)
私がこの楽器を購入したのは2003年6月ですが、エンジェル楽器は未だに日本では販売されていないようです。興味を持たれた方は是非チャレンジしてみて下さい。結果は保証できませんが…
<エンジェル楽器のホームページ> http://www.angelco.com/