2008年12月25日木曜日

ひとりで反省会

 先日のオケ練で定期演奏会のCDが頒布されたので家に帰って早速聴いてみました。 舞台では割と良くできてたとおもってたんですが、1ヶ月経って冷静に聴いてみると「冷や汗もの」でした。やっぱり舞い上がってたんですねぇ…
 
 まず気になったのは「ピッチ」。木管同士では注意していたんですが、弦と合ってないところが沢山ありました。どこかで同じ音が鳴っているのを注意して聞かなければいけませんね。それと時々f'が上ずるクセがあるので気を付けようと思います。
 
 次に気になったのは「音量のバランス」。ファゴットはオーボエやクラと比べて音が抜けてこないので、もっと出した方が客席でのバランスは良いようです。
 
 自己採点は60点、ぎりぎり及第ってトコでしょうか?次は70点台目指して頑張りマス!
 

2008年12月12日金曜日

今日は両方!!

  今日はヒマだったので、ファゴットとバソンを両方練習してしまいました!  まずはバソンから…   とりあえず上のGまで音が出た。前回の練習の時はろくに鳴らなかったんですが、今日はスッと…圧をかける感覚が判った感じ。ただ、ちょっと気を抜くとすぐにカサカサの音になってしまうので、暫くはゆったりと「鳴らす」事に集中しようと思います。  ちょっとイヤになってきたところでファゴットに持ち替え…「あ、あれっ??????」バソンと比べて息が全く入らない感じ。すっごく抵抗があるんです。「いつもこんなしんどかったっけ?」今使っているバソンのリードがベーベー系というのもあるとは思うのですが、あまりの吹奏感の違いに面食らいました。  吹いてる内にすぐ勘は戻りましたが、ここまで吹奏感が違うとちょっとキツいですね。次の休みはバソンのリードでも買いに行きますか…(笑)

2008年12月8日月曜日

久々にバソン…

 今日は久々に何も用事の無い休みでした。定演終わって次の楽譜ももらってないし、ふと思い立ってバソンを練習してみました。  いゃ~、やっぱ難しいですね。自分ではちゃんと吹き込んでるつもりでも音程フラフラ・音色バラバラです(泣)しかも運指が似てるようで違うのでこんがらがってしまいます。フルートやリコーダーを吹いてもそんな事にはならないんですけどね…。  でもスリムな見た目といい、鼻にかかった独特の音色といい、やっぱりバソンかっこいいです。「そこそこ」でイイので吹けるようになりたいモンです。  写真はブログTOPに合わせて撮ってみました。比べて見るとバソンのボーカルってヘッケル式のものよりカーブが緩いんですね。フランス式なのに「イングリッシュベント」とは…(笑) 

2008年11月24日月曜日

消え行くものを惜しんで…


先日、家族で倉敷のチボリ公園へ行きました。小人はこのテーマパークの「まったりさ」が好きで何度も行っているんですが、残念ながら経営不振のため、年内で閉園なんだそうです。
 
往路は息子のたっての希望で「新幹線0系」に乗りました。新幹線開業から走り続けている形式ですが、これも今月いっぱいで営業運転を終了するそうです。
 

こだま号の自由席って普通はガラガラなんですが、この0系はほぼ満席でした。車内でもみんなバシバシ写真撮ってるし、追い越し待ちのたびにみんな外に出て大撮影会。こだま号は異様な雰囲気に包まれていました。
 

 
そんなこんなでチボリ公園に到着すると、こちらもエラい事になっていました。

チケットブースから「ここはUSJかぁ!?」というぐらいの長蛇の列、いまだかつてこんなに混んでるチボリは見たコトありません!もちろん中に入っても「待ち時間40分」なんて初めてでした。

日頃これだけの利用者があれば、たぶん閉園せずに済んだんですけどねぇ…

 

2008年11月17日月曜日

関西文化の日



 先週の土・日は「関西文化の日」でした。関西一円の美術館や博物館が無料開放されるというありがたい企画で、ウチも家族で国立国際美術館と大阪市立科学館に行ってきました。
 
 国際美術館は昔万博公園にあった頃に何度も行きましたが、移転してからはなかなか行く機会が無くて…こういう機会は非常にありがたいですね。
 
 右の写真が国際美術館です。


万博世代の小人には、万博当時の建物の印象が強いので、正直「えぇ~?これ??」という感じです。「エビフライ?」「トビウオ?」なんて思いながら入ってみると施設は全て地下にあり、地上の奇抜な建物はただのエントランスなのでした。
 
 企画展は美術の様式を国際交流という視点で整理した非常にユニークなものでなかなか見応えがありました。常設展では千里時代に見慣れた作品群と再会しました。
 
 じっくり見ていたら子供達が飽きてきたので、隣の科学館へ移動。予約していたプラネタリウムを見終わるともう閉館時間、ここの目玉「學天則」の実演を見逃してしまいました。


 東洋初のロボットというこの「學天則」(複製ですが)、動いているところを見るために又来なければ…と思っていたら、You Tubeに動画がたくさんアップされていました。逆にがっかりですね…(笑)

 

2008年11月11日火曜日

打ち上げにて…

昨日、定演後の打ち上げで面白い話を聞きました。
 
ファゴットフェスティバルなどでは数多くのファゴ吹きが集まるのですが、ファゴ吹きにも「序列」があるんだそうです。で、その序列というのが…
 
   プロ>アマオケ奏者>音大生>その他一般
 
え?どう考えてもアマオケ奏者より音大生の方が上手いっしょ?と思うのですが、アマオケ奏者の方が格上なんだそうです。しかも有名な団でも下手っぴな団でも関係無いとの事(マジっすか???)
 
来年のフェスティバルは是非参加して、真偽のほどを確かめてみようと思います。もちろん「○○オーケストラ(ウチの団の名前)首席ファゴット奏者」の肩書きで!(笑)いつでもトップを吹いてますからまんざら間違いでもないのですが、ファゴットが一人しかいない団の首席って…
 
書いてて虚しくなってきました…(T_T)
 
 



ウチにもある序列:左から「控え選手<前半用<メイン用」 (写真以外にもご隠居さん、若造、じゃじゃ馬、はぐれ者、KYなど…毎月入れ替え戦あり)

2008年11月10日月曜日

定期演奏会


今日は所属するオーケストラの本番でした。
絶対的な出来はともかく、今までのどの練習よりも気合の入った良い演奏だったと思います(笑)
 
「のだめカンタービレ」を見てから2年弱、晴れてオケの舞台に乗る事ができました。そして合奏しててこんなに楽しいと思ったのもホント久しぶりです!
 
  素人に買える楽器を作ってくれたCello&Cooさん
  初心者を歓迎してくれたウチの団
  文句言いながらも練習に行かせてくれた家族
  今日聴きに来て下さった方々
  二ノ宮知子先生と野田恵さん(笑)
 
皆様に感謝、感謝です!!!
 

2008年10月29日水曜日

テレビっ子!?

「のだめカンタービレ巴里篇」始まりましたね!相変わらずオモロいです!

  公式HP http://www.nodame-anime.com/

 以前のテレビ放送(上野樹里ちゃんが出ていた実写版の方です)を見て無性にオケをやりたくなり、ファゴットを買ってアマオケに入団した小人としてはこの「巴里篇」も見逃せません。

 そう言えば今やっているリコーダーアンサンブルも、NHKの「ピタゴラスイッチ」を見たのがきっかけで入った記憶が…ホントTVに影響されやすい奴ですね(笑)

 

2008年10月26日日曜日

オケってしんどい!

 今日は通常の合奏(14:00~17:00)が終わってから木管で分奏練習(18:30~21:30)があってなかなかハードでした。木管のメンバーで気になる箇所の合わせをしたのですが、合奏では適当にごまかしたり自主落ちしたりしてる部分が丸バレで、お恥ずかしい限りでした…(汗)
  
 ユニゾンのピッチが合わないところなんか大抵ファゴットのせいだったりします。合奏では弦がピッチを掻き乱してくれるので(?)あまり気にしていませんでしたが、木管チームだけで合わせると冷や汗ものです。指揮者はあまり言わないけど当然気付いてんだろうなぁー、今日も機嫌悪かったし…。本番乗るのがマジ怖くなってきました。
 
 本番まであと2週間、合奏練習はあと1回しかありません。練習ではブラームスに悪態ついてしまいましたが、悪いのは下手な私です。ごめんなさい…
 
<今日の収穫>
(ごくごく稀に)ファゴットよりクラのピッチが悪い事もある(ニヤリ)

2008年10月20日月曜日

オケって楽しい!

 今日はオケの練習日でした。  私の所属しているオケはメンバーが全然足りておらず(特に弦)、いつも木管合奏プラスアルファぐらいの感じで合奏しています。オーボエ・フルート・クラは定員に達していますが、ファゴットは私一人しか居りません(泣)
 
 そんなガタピシのオケですが演奏会が近づいてエキストラさんの数が増え、一応2管オケの体をなしてきました。今日はファゴットのエキストラの方が練習に初参加され、初めてオケの全パートが揃いました!今まで欠けていた音が鳴り出し、合奏が断然楽しくなってきました。特にファゴットが2本揃ったのは私にとって大収穫で、「こんなに気持ち良く吹けるものか!」と思ってしまいました。
 
 いやぁ~、本番が楽しみです!!!
 

2008年10月11日土曜日

ファゴットとSL


 何となくファゴットとSLって似てると思いませんか?どちらも「必要だから付けましたが何か?」みたいな開き直りというか、そのまんまの無骨さがたまりません。


 そんな訳で写真を並べてみました。右は夏休みに九州鉄道記念館で撮ったSLです。せっかく「鉄」の息子に撮ってきたのに喰いついてくれなかったので、こんなトコロで使ってしまいました。まあ無理やり感は否めませんが…(笑)


2008年10月6日月曜日

神、降臨!?

 
 楽器の練習をしていて「何か今日は妙に上手く吹けるゾ!?」っていう日はありませんか?そんな日はきっと神様が降りてきてるんだと思います。友人のフルート吹きに話したら、「確かにそんな日ってあるなぁ!」
 
 神様が降りてきた時は、①高音域の音程が取れる②口が疲れない③指がすらすら廻る…
 
 「きっと神様の気まぐれに違いない」な~んて思いながらも気持ち良く練習できます。逆にダメダメの日もありますが、そんな日はぬらりひょんが見てるのかもしれません(笑)
 
 以前フルートの練習をしていて、あまりにも調子良く吹けた日があったので、嬉しくて友人にメールしたところ、「あぁ、そっちに行ってたか…どうりでこっちは上手く吹けんわ…(=_=;)」という返信が来ました…
 

2008年10月5日日曜日

ホントに木管楽器なんですか…!?

今日はオケの練習でした。

オケで吹いていると「ファゴットって『住所不定の裏切り者』だな~」って思ってしまいます。
 
木管隊の下の方で大人しく吹いてると思わせておいて、気がつけばチェロ・バス隊に寝返ったり、ホルン隊に寄り添ったり…
 
で、気がつくと休むことなく吹きっぱなしで疲れまくり。隣で吹いてる余裕のクラ氏から「大変そうですね」と哀れみの目線が…(T-T)
 
 
  
まあ、ファゴット吹きが悪い訳ではなく、そんな風に使ってる作曲者が悪いんですけどね…分奏練習で「じゃ、次金管(ホルン)だけで…」という時に、「金管行きま~す」と言って一緒にハモってたのは私です!(悪いのはベートーベンですよ)

2008年10月3日金曜日

これはオカリナ協奏曲か?

 ヴィヴァルディのフルート協奏曲といえば「海の嵐」「ごしきひわ」あたりが有名ですが、ちょっとマイナーな「ヘ長調(Op.10-5)」という曲があります。この曲は音域がa'~e'''と狭く、C調のオカリナで1音も変えること無く吹くことができます(2楽章に1度だけ出てくるbが取りにくいですが…)。
 音域が合っているだけでなく、ヴィヴァルディにしては穏やかな曲想もオカリナにピッタリです。1楽章の八分音符にトリルが付いたメロディーや、2楽章の弦の単純な伴奏に乗った物悲しいメロディーは始めからオカリナの為に書かれたかのようです。終楽章の「ぽこぽこ感」もオカリナの可愛さ全開でたまりません!(笑)
 
 様々な楽器のために協奏曲を書いたヴィヴァルディですが、残念ながらオカリナのための曲はありません。 でも、この曲は彼がオカリナのために残してくれた唯一の協奏曲だと勝手に思っています。1度でいいから弦楽と一緒に演ってみたいです。
 

2008年9月23日火曜日

夏休みは船に乗って…

 小人は楽器も好きなんですが、船も大好きなんです。 先日、ちょっと遅めの夏休みを取って大阪南港から旅立ちました。 ここ数年同じパターンで旅行しており、行き先は大抵プサン、 中継地は下関だったり、博多だったり… 
 
 で、今年も旅先から嫁はんや友人に写メールを送りました。
 送った写真達はこんな感じ… 2・3枚目の写真を見て、みんな「あぁ、又プサンなのね」とあっさりダマされてくれました!(笑)
   
 






 

 実は今回の目的地は韓国ではなく、写真も全て日本国内で撮影したものです。どちらの写真にもちゃんと地名が入ってますので、韓国語読める方にはバレバレなんですけどね…
 
 
さて、ここはどこでしょう? ヒントは「ハングルもじ」ですよ…
 
 

2008年9月15日月曜日

夢のリコーダー!?

リコーダーアンサンブルの仲間が「近所の楽器屋で変わったリコーダー売ってんねんけど…」といって買ってきてくれました。「Adri's The Dream Recorder」と書かれています。
 
メーカーであるモーレンハウエルのHPによると、オランダのAdriana Breukinkがヴァン・エイクに基づいて作ったルネッサンスタイプのリコーダーで、プラ管・木管・頭部プラ管+胴部木管という材料のバリエーションと、赤や青といった色のバリエーションもあって楽しそうです。そして最もユニークな点は、木製の頭部管と胴部管が別売りされていてプラ管から徐々にパーツを入れ替えて最後には総木製にグレードアップできるところです。 「フツーに新しい木管を買えばイイじゃん!?」というツッコミはしてはいけないようです…
 
「夢のリコーダー」というネーミングは「初心者から上級者まで使えて、どんなレパートリーにも向いている」という意味で命名されたようですが、「今はしがないプラ管だけど、いつかビッグになって木管を吹いてやるゼ!」みたいな野望が感じられます。まあ夢や野望と呼ぶには余りにもショボいですが…(笑)
「笛の楽園」ハマショー風とかどうでしょう?
 

2008年9月11日木曜日

最上級機は手が届かない…

今日は定演用のリードを調達に、Cello&Cooさんへ行きました。その時に「Fg-5あるんで吹いていきませんか?」とのありがたいお言葉が…
やったぁー!Fg-5と言えば最上級モデルじゃないですかぁ! ありがたく試奏させてもらう事に…
 
買ったばかりのリードを付けて恐る恐る中音域から…おおっ!鳴るやん!頑張らなくても余裕の音量。しかもそのまま最低音まで下りて行けました。Fg-1では最低音域はかなり気を付けないとすぐに音がひっくり返ってしまうんですが、これなら余裕で吹けそうです。スチューデント機種と上位機種の違いを実感(ふむふむ)。
 
で、こんどは上へ上がって行くと…「あれっ?あれっ???」左手親指のスピーカーキーを使うところでヘンな音が!?どうもスピーカーキーを押すと他のキーに当たってしまい、音がヘンになっているようです。Fg-5とFg-1ではキーのデザインや配置が違うので慣れないのは当たり前ですが、私の場合は手が小さくて他のキーを避け切れてないのです(ダメだこりゃ)。
  
財力的にも体格的にもまさに「手が届かない」楽器でした。う~ん、残念…(笑)
 

2008年9月8日月曜日

4つのアメリカのダンス


オカリナはオリジナルの曲が少ないので、何を吹くかいつも悩みますよね。小人は根がリコーダー吹きなので、リコーダーの楽譜からオカリナに向いたものを探す場合が多いです。
 
今日ご紹介する「4つのアメリカのダンス(4 TRANSATLANTIC DANCES)」は、イギリスの作曲家J.W.DUARTEの作品で、元々ソプラノリコーダー・アルトリコーダー・ピアノ又はギター伴奏という編成で書かれており、非常に軽快で楽しい曲です。楽譜はゼンオンリコーダーピースで出版されています。
 
ソプラノのパートはF管で、アルトのパートはその下のC管でそのまま吹けます(ただしアルトのパートは低音域側が少ししんどいですが)。伴奏はピアノだと負けてしまうのでギターが良いでしょう。
 
 第1楽章:ビギン
  非常にのびやかな曲で、カンタービレ全開です。ポルタメントなんかも
  使っちゃいます。
 第2楽章:タンゴ
  A-B-A形式です。Aはスタッカート気味に吹くとオカリナの可愛さが
  引き立ちます。Bは対照的にふわふわと…
 第3楽章:ブルース
  気を抜くと琉球音楽みたいに聞こえるので注意。過度のタンギングと
  音程揺らしまくりでジャズっぽく…
 第4楽章:バーンダンス
  「オカリナでもこれだけふけるゾ!」とテクを見せびらかしましょう(笑)。
  涼しい顔で吹ききればCOOLです。
 
昔ギターの伴奏でソロで演奏しましたが、バランスが良くとても気持ち良かったです。聴衆にもめっちゃウケました。自由度が高い分、リコーダーよりオカリナで吹く方が面白いかもしれません。皆様も一度お試し下さい!
 

2008年9月7日日曜日

大阪クラシック!

なんばパークスで行われた大フィルメンバーによるファゴット四重奏を聴いてきました。プロの演奏を至近距離で聴ける(見られる)なんて滅多にないチャンスです。
40分前から待って、奏者がよく見える場所をゲットしました。独学でファゴットを吹いている私には、アンブシャー・指使い・音色・音量など見る事/聴く事全てが参考になります。演奏時間も含めて1時間以上立ちっぱなしでしんどかったですが値打ちがありました。
  
このイメージを忘れないように「明日はファゴットの練習をしよう」と思うのですが、明日は明日で面白そうなコンサートが目白押しなんですよねぇ~。困る~(笑)

2008年9月5日金曜日

ダブレット・オカリナ

先日ご紹介したオカリナファミリーの中に、ダブレットという少し珍しい楽器があります。普通のオカリナの音域は1オクターブと6度(記譜音a~f'')なんですが、このダブレットは2オクターブと4度(g~c''')出す事ができます。オクターブキーを持たないオカリナでどうやって音域を広げてあるかというと、なんと音域の隣り合った2つの楽器をくっつけてあるんです!
 

パッと見は普通のオカリナの形なんですが、実は赤線のところで2つの部分に分かれています。低音側(g~d'')と高音側(es''~c''')を合わせて2オクターブ半をカバーする訳です。吹口が2つなので、低音側と高音側を行き来するするようなフレーズがあると口元はもうパンフルート状態です(笑)。2つの吹口に同時に吹きこめば当然両方鳴るので、上手くやれば一人二重奏(?)が可能です。
 
この楽器のメーカーであるアケタでは既に製造中止になってしまいましたが、他のメーカーでは今でもダブルやトリプルのオカリナを作っているところがあるようです。
 

2008年9月1日月曜日

オカリナファミリー

オカリナって形も音色も可愛くて大好きです!値段もそんなに高くないので、結局色々集めてしまいました。写真は我が家のオカリナファミリー達です。左列の3個がC調・中央列の2個がF調の楽器です。右側の楽器は「ダブレット」という特殊なオカリナです。これはとても面白い楽器なので、改めて紹介しようと思います。
 
オカリナを1個づつ楽器屋で買っていると、どうしても個体差が大きいので使いにくいです。楽器購入時についていたアンケート葉書に色々書いて送ったところ、なんと製作者の方から直接お返事をいただきました。なんでもオカリナについてそこまで真剣に言って来た人間は私が初めてだったそうで、職人魂を刺激してしまったのでしょう。そしてその方に合奏用のセットまで作っていただきました。写真の真ん中あたりの3個がそれです。もうかれこれ20年以上も前の話ですが、とても良い楽器で今でも私の宝物です。

2008年8月28日木曜日

ファゴット用リュック

さ~て、本日は世界初!かもしれない布製ファゴット用リュックのご紹介です!
(TVショッピング風に…笑)
 

ファゴットのハードケースが重くて困っていた私は、ヨメさんに頼んで写真のようなリュックサックを作ってもらいました。ナイロン製のものは米国のAltieriから発売されていますが(写真左)、ヨメさん作は普通の布地です。Altieriは汎用なので寸法に余裕を持たせていますが、ヨメさん作はCello&CooのFg-1(ジェントルマンタイプ)に合わせて作っているので非常にコンパクトです。自宅の体重計で量ってみたところ、付属ハードケースが3.3kg、Altieriが2.1kgに対して、ヨメさん作は0.9kgで圧倒的な勝利でした(ちなみに楽器本体は2.9kg)。

このように楽器を収納します。管1本毎にキルティングで筒を作り、4本の筒が横並びでリュックに納まっている構造です。背中に当たる側には中にウレタンマットが入っているので背中が痛いという事もありません(裏布が「プラレール」柄なのはご愛嬌です)。キルト管と側布の間にすき間があるので、譜面台や譜面ファイルも収納できます。訳あってアルトリコーダーをすき間に突っ込んで出かけた事もあります。   オケの仲間には「そんなケースで大丈夫?」と言われますが、「今のところ大丈夫ですっ!」と答える事にしています。今までにはキーが曲がったり管がへこんだりといった事故はありません。ただしこのリュック、防水仕様ではないので雨の日には使えません…(泣)

2008年8月27日水曜日

トラヴェルソとベームフルート

 前回、トラヴェルソについて書いたところ、「トラヴェルソって何ですか?」という質問を受けました。トラヴェルソとはヴィヴァルディやモーツァルトの時代に使われていたタイプのフルートを呼びます。正式名称は「フラウト・トラヴェルソ(伊)」と言い、「横吹きのフルート」という意味です。
 
「えっ?フルートって普通横に構えて吹くでしょ?」と思うのは現代人の考え、昔は単にフラウト(フルート)と言えば縦吹きの「リコーダー」を指したそうで、横吹きの笛はあえて「横吹きの」と付けて区別したそうです。時代が下るにつれて次第に縦横が逆転して、今ではフルートと言えば横吹きのものになりました。音色はリコーダーとベームフルートの中間ぐらいの感じで、リコーダー吹きの私は「フルートの音がする」と思うのですが、友人のフルート吹きに言わせると「リコーダーみたいな音がする」そうです。
 
トラヴェルソはリコーダー以上に人口が少ないので、目下リコーダーアンサンブルの友人を誘い中です。ダイチ氏にも「トラヴェルソ人口増やすから…」と約束したのですが、こういうマニアックな楽器はなかなか難しいですね。ちなみに私がベームフルートを持っている理由は、フルート吹きの友達に一緒に遊んでもらうためです…(笑)

2008年8月24日日曜日

トラヴェルソ3種

 リコーダーでバロック音楽なんかをやっていると必然的にトラヴェルソ(昔のフルート)を聴く機会も多くなります。気になったが最後、手に入れたくなるのが悪いクセです。ファゴットを始めるまではこのトラヴェルソを集中的にさらっていました。
 
<写真右>アウロス AF-1 A=440
世界初のプラ管トラヴェルソです。当時トラヴェルソとしては画期的に安かったので、発売されてすぐに買ってしまいました。グレンザーのコピーという事でしたが、音色が好きではないので、あまり吹いていません。プラ管のトラヴェルソでは、この後出たAF-3(スティンズビーモデル)の方が圧倒的に良いですね。一時友人に借りて吹きまくってました。
 
<写真中>オトテール商会 グレンザーモデル A=415/442
濃い色をしていますが楓材の楽器で、442の替管とヘッドスクリューをオプションで付けてもらいました。オトテール商会は松江在住の製作家・竹佐氏の工房です。
 
<写真左>ダニエル・ダイチ パランカモデル A=415/442
つげ材の楽器で、歌口が楕円形で少し大きめなので吹き易くパワーがあります。ダイチ氏はサンフランシスコ在住の製作家で、竹山さんの展示会で知り合いました。奥様が日本人なので注文時のやりとりは日本語で大丈夫でした。
 
これらのトラヴェルソは元々1キーの楽器なのですが、他人に説明する時には「木管フルートを注文したんやけど、お金無いからキー1個しか付けられへんかった…」とボケるのがお約束です(笑)

モッコリ!?とか…

黒檀やパリサンダーなどの重い材質の楽器を吹いていて、落としそうになった経験はありませんか?今日は「これさえあれば安心して練習できるっ!」というアクセサリーをご紹介します。
 
 
<写真右>
エンジェルリコーダーについていたアクセサリーで、説明書には「リコーダーモッコリ」と書かれていました(笑)。モッコリとは韓国語でネックレスの事で、柔らかいプラスチックのリングに本体を通して紐を首からかけます。非常に安定するので便利ですが、楽器によってはサミングの邪魔になる場合もあります。楽器に傷も付かないので、是非単体で発売して欲しいです。
<写真中>
足部管に右手親指にかける紐を結んだもの。誰に教わったかすら忘れてしまいましたが、私は学生時代からずっとこのスタイルで吹いています。
<写真左>
アウロスのプラスチック製指掛け。これは単体で売っていました。梨や楓など、柔らかい材質の楽器に取り付けると傷がつきます。
 
この手の補助具は不要という人も多いかとは思いますが(私もホントは梨材のアルトでは何も付けていません)、バリバリの練習曲を吹く時や、現代モノを演る時などには結構良いです…
 

2008年8月21日木曜日

親指大活躍!(その2)


たいていの木管楽器では右手親指は楽器を支える為にしか使いません。ところがファゴットでは右手親指でもキー操作を行います。そうなると右手が宙ぶらりんになってしまいますので、手の位置を固定する為の「ハンドレスト」と呼ばれるパーツが付属します。
 
右側に飛び出した不思議な形をしたモノがハンドレストです。人によって「勾玉」と呼んだり、「う○こ」と呼んだりするようです(ウチの子供も「う○こ」と覚えています)。東京のどっかのビルの上にも似たようなモノがありましたっけ!?
 
両手十本指全てを使う楽器としては、ファゴット以外にはオカリナがありますが、こちらはハンドレストの類は付いていません。楽器を落とさないように「親指の先で楽器を支えながら指の腹で押さえていた指穴を開ける」というテクニックが必要です。ファゴットより難しいかもしれません…

親指大活躍!

ファゴットを吹かれる方には当たり前の話ですが、「ファゴット吹きって見えない所で頑張ってる」というお話を…
  
木管楽器の左手親指は、普通1~2個しかキーを操作しませんが、ファゴットでは写真にある①~⑩のキーを全て担当します。聴衆側からは見えませんが、結構忙しいです。
 
①~③他の木管楽器で言う「オクターブキー」「スピーカーキー」です。音によって違うキーを押します。

④Cisの為の半音階キーです。フルートやサックスのGisキーと同じです。

⑤「ウィスパーキー」低音域で押しっぱなしにします。

⑥「ウィスパーキー」をロックするキーです。無くても吹けますが、あるととっても便利です。

⑦~⑩低音域拡張キーです。数字の順にD→C→H→B(最低音)と下がって行きます。⑧が2つありますが、1本の茎に葉っぱが2枚ついているような感じで、どちらを押しても出る音は同じCです。次の音がHなら左上が、Bなら右下が便利です。
 
以上が基本的な使い方なのですが、音によって2つ一緒に押さえたりします。Cisなんか④を指先で押しながらピッチの調整の為に指の付け根で⑦も押さえたりします。ほんとサックスを吹いていた頃は単純で良かったです(笑)

2008年8月19日火曜日

バスリコーダー2種

テナーリコーダーやバスリコーダーには「ニック式」と呼ばれる、頭部管の折れ曲がったタイプがあります。背が低い(=腕が短い)私は、この曲がったタイプのバスを愛用しています。何たって吹きやすいのです。テナーはストレートを使っていますが、30分も吹くと腕が痛くなってきます。
リコーダーって、テナーが一番吹きにくいんですよね。クルーク付きのバスは手は辛くありませんが、息を吹き込んでから音になる場所までに距離があるので、吹き込みに少しコツが要ります。

写真左はエンジェル製、右はアウロス製で、どちらもプラ管のバスリコーダーです。エンジェルは軽快な、アウロスは重厚な音色です。アンサンブルでは曲によって使い分けています…と言いたいところですが、実際には荷物になるのでどちらか1本しか持って行きません(笑)。エンジェルの方が楽に吹けるので、ついつい出番が多くなります。

アウロスは確か世界初のプラスチック製バスリコーダーだったと思います。実はこの楽器、プロのバンドマンの友人がCDのレコーディングに使用しました。楽器を貸しただけなんですけど、Special Thanksに名前を載せていただきました…
 

2008年8月18日月曜日

ファゴットとバスリコーダー

 ファゴットとバスリコーダーって何か近いものがあります。
 
 クルーク(ボーカル)が付いてる事や、斜めの構え方もそうなんですが、両方ともF管/実音記譜の楽器なので指使いが似てるんですよね~。世の中にファゴットとバスリコーダーの両方を吹く人が何人居られるかは存じませんが、きっと共感していただけると思います。
 
 ゼンオンから出版されているリコーダーの楽譜で「モーツァルト:5つのディヴェルティメントK439b」という曲があります。これは元々3本のバセットホルンの為に書かれた曲のリコーダー編曲版ですが、クラリネット2本とファゴット版が有名ですね。浅学の私は、それがオリジナル編成だと思っていました(汗)。
 
 リコーダー版のバスパートを吹きましたが、バスリコーダーを吹きながらも、気分はファゴットでした。 ちなみにヘ音譜表をファゴットとバスリコーダーで吹く場合、実際に出る音はリコーダーの方が1オクターブ高くなります。バスリコーダーの最低音って、ヴァイオリンよりたった1音低いだけなんですよね…なんかすごく損してる気がします…(笑)

2008年8月16日土曜日

ファゴットとバソン

ファゴットもろくに吹けないくせに、クランポンのバソンを持っています。 ファゴットとバソンは、ぱっと見似たような楽器ですがキーシステム(=運指)はかなり違います。「なんとかなるだろう」と思った自分を思いっきり反省しています…(汗) 日本では「ファゴット」「バスーン」と言えば普通はヘッケル式の楽器を指し、特にフランス式の楽器を指す場合は「バソン」と呼ぶ事が多いようですが、このバソンを落札した時の出品者である米国人は、それぞれ german bassoon, french bassoon と表記していました。 どちらもバスーンなんですね。ちなみにウチの子供は「茶色いファゴット」「黒ファゴット」と言っています(笑) 今秋の定演が終わるまでは本腰を入れられませんが、定演が終わったら練習しようと思っています。来年の定演…は無理かもしれませんが、いつかオケで使ってみたいですね。 

2008年8月14日木曜日

天使のリコーダー

今回は個人輸入の顛末記です。
 
ある日ネットをしていた私は「エンジェル楽器」というメーカーのサイトにたどり着きました。リコーダーやハーモニカ、鍵盤ハーモニカなどの教育楽器を製造、輸出がヤマハに次いで世界第2位と書かれていました(購入当時。現在は世界一に変わっています)。
 
ン十年リコーダーを吹いてきて初めて聞くメーカーに興味を持った私は「日本の代理店を教えて欲しい」とメールを送りました。返事は「日本では販売していない。貿易部に問い合わされたし」というものでした。
 
手に入らないと聞くと俄然欲しくなるのが私の悪いクセで、このメールが私の買物魂に火を点けてしまいました。
 
その後、値段や支払方法などをメールでやり取りし、1ヶ月ほどかかりましたが個人輸入に成功しました。ソプラノ・アルト・テナー・バスの4本を購入し、支払い総額は送料込みで$200弱でした(送金手数料や通関料などで別途¥3700)。ヤマハのプラスチックバス1本より安くカルテットを手に入れる事ができました!


ところでこのテナーとバス、ヤマハのプラ管とウリ二つなんです。アンサンブルの仲間がヤマハを持っているので吹き比べてみました。ヤマハと比べて音も楽器自体も軽い感じなんですが、その分反応が早く値段の割には良い楽器だと思います。どちらかのメーカーのOEMなのか、どちらかがコピーしたのか仲間内で大いに盛り上がってしまいました。

この個人輸入には後日談があります。メールのやり取りをしている時に「最高級品のラインは全て木目プリントなのに、アルトだけ木目モデルで無いのはおかしい(当時は一番高いアルトは写真の黒色モデルで、少し下のモデルが木目でした)」と指摘しました。すると数ヵ月後、アルトの最高級品が木目モデルになっていたのです!もちろん私に対してアイデア料は支払われていません…(笑)

私がこの楽器を購入したのは2003年6月ですが、エンジェル楽器は未だに日本では販売されていないようです。興味を持たれた方は是非チャレンジしてみて下さい。結果は保証できませんが…

<エンジェル楽器のホームページ> http://www.angelco.com/

2008年8月12日火曜日

こう見えて初心者なんです!

今、オケでブラ1を練習しています。何が難しいって、音域が高い!テナー記号なんかファゴットを吹き始めて初めてお目にかかったのに…最初、全然読めなかったので写真のようにマーカーを引いてフリガナを振りました(笑)。後ろで吹いているトロンボーンの方に見られ「几帳面ですね」と言われましたが、ただ単にシロートなだけなので恥ずかしい限りです。

エエ歳してオケで吹いていると経験者に見られがちなんですが、ファゴット歴はまだ1年半です。中学生なら2年生の2学期ですね。多分中学生の方が吸収も早いし練習時間も多いので上達してるでしょうね。脳も指も下り坂のおぢさんには、合奏で他の人に迷惑を掛けないようにマーカーとフリガナが欠かせないのです…(泣)
 

2008年8月11日月曜日

リコーダー

日本人なら誰でも小学校で習うリコーダー、「何か楽器ができますか?」と聞かれてギャグで「リコーダー!」と答える場合が多いですね(笑)。もちろん私も同じ答えをしますが、私の場合はちょっと本気で吹いています。中学のブラバン以来、色々な音楽と楽器を演奏してきましたが、リコーダーはずっと吹いてきました。現在も月1回リコーダーアンサンブルを楽しんでいます。
 
<写真右上>アルト:メック・ロッテンブルグモデル(パリサンダー材)
高校時代から吹いている愛着のある楽器です。
 
<写真中>アルト:モーレンハウエル・デンナーモデル(梨材)
メックを後輩に貸していた時にアンサンブル用に購入。モーレンのファゴットは高嶺の花ですが、リコーダーはお手頃価格です。柔らかい音でアンサンブルによく溶けます。
 
<写真左下>ソプラノ:アウラ(梨材)
ソプラノの割には線が細く、おとなしい楽器。アンサンブルで音が飛び出さないので重宝しています。
 
リコーダーを吹いていて困るのは他の楽器と一緒に遊んでもらえない事ですね。チェンバロで伴奏してもらうと非常に気持ちいいのですが、これも楽器と奏者が少ないのでなかなか機会に恵まれません。ついついピアノ伴奏でしんどい目をしてしまいます(笑) 下に敷いている楽譜はイギリスの作曲家ラッブラの瞑想曲です。想い出がうつろいゆくような、切なくも美しい曲ですが、アルトリコーダーには鬼門のFis'''が出てきたりa''-g''-a''の音型が多用されていたりと、なかなか手強い曲です。

2008年8月8日金曜日

フルート2種

我が家にはベームフルートが2本あります。これらはeBayで落札したもので、Venusというブランドのものです。アメリカの楽器屋さんの出品でしたが、多分中国製でしょう。

<写真上>洋銀+ゴールドメッキ、カバードキー、C足
<写真下>洋銀+ローズブラスメッキ、リングキー、H足

フルート吹きの友人に試してもらったところ「ローズは使える、ゴールドは飾り物」という評価でした。写真では全くわかりませんが、キーの精度がゴールドとローズでは全く違います。

私がこれらの楽器を購入したのは、この手の楽器は日本では販売されていないからです。
 
ゴールドのフルートって普通ン百万円しますよね。そのン百分の一の値段で見た目が同じ楽器があるなんて面白い!と思ったのですが、使い物にならないのではダメですね(泣)

eBayは変わった楽器が多数出品されていて物欲をそそるんですが、楽器は吹いてみないと判らないのでギャンブル的要素が強いですね。そんな当たり前の事を理解するのに高い授業料を払っています(笑)

ちなみにローズはゴールドの倍以上の値段でしたが、それでもYAMAHAの入門機の6掛けぐらいの値段でした…

2008年8月6日水曜日

私のファゴットについて


なにか中国ネタばかり書いていますが、別に私は中国語が得意な訳でも中国びいきな訳でもありません。
中国製の楽器を愛用しているだけの話です。

私の愛器はCello&Cooというブランドのものです。Cello&Cooの楽器は中国の工場で作られているそうですが、中国からやってきたものを日本で選別・調整(時には加工も!)してから販売されています。店長さんは「もはや中国製とは呼べません」と言い切っておられました。調子が悪くなったら修理・調整してもらえる所が近所にある、というのも購入時の大きなポイントでした。

もちろん数あるメーカー品の中から「この楽器最高!」と選んだ訳でもありません。妻子持ち、住宅ローン持ちの私にとって、他に選択肢が無かっただけの事です(新品で157,500円でした)。

学生時代に大学オケに入りそびれた私は、ずっとファゴットがやりたいと思っていました。しかしこれから楽器を始めようとする人間にはAMATIやTAKEDAクラスでもバクチですよね。

「この金額ならモノにならなくても諦めつくし…」と背中を押してくれたのがCello&Cooだったのです。この楽器と出会わなければ、アマオケに参加する事もなくファゴットは一生憧れのままで終わっていたことでしょう。

そんな訳で中国人民とCello&Cooさんにはとっても感謝しているのです。

2008年8月5日火曜日

中国語の楽器名

 ブログの題名にもなっている「大管」がファゴットの中国語表記だというのは前回書きましたが、面白いのでオーケストラの他の楽器も調べてみました(漢字は日本語のものを使用しています)。

<弦楽器>
 小提琴  バイオリン
 中提琴  ビオラ
 大提琴  チェロ
 低音提琴 コントラバス

<木管楽器>
 短笛   ピッコロ
 長笛   フルート
 双簧管  オーボエ
 単簧管  クラリネット
 低音管  ファゴット
 倍低音管 コントラファゴット

<金管楽器>
 小号   トランペット
 長号   トロンボーン
 法国号  フレンチホルン
 低音号  チューバ

<打楽器>
 定音鼓  ティンパニ
 小鼓   スネアドラム
 大鼓   バスドラム

な~んか、質実剛健な感じです(笑)

弦楽器は全て「提琴」でサイズ別、単簧(シングルリード)がクラで双簧(ダブルリード)がオーボエって分かり易過ぎ!
金管は全て「号」で、フレンチホルンが「法国」号って、そのまんまですね。
(丸いので「圓号」とも言うらしい…)
倍低音管も1オクターブ低いってのがひしひしと伝わってきます。
「音程の定まった太鼓」も良く特徴を表していますね。
そして種別にかかわらず、バス楽器には「低音」が付く訳ですな。

中国人って物事の本質を見抜いているなと関心していたら、「おや?そうでもないかも…」と思える表現が。


以下、ブラスバンドで使用される楽器なんですが…

 次中音号 バリトン
 上低音号 ユーフォニアム

う~ん!?上下関係がビミョ~な気が…

2008年8月2日土曜日

ブログ開設



ブログ開設しました。ぼちぼち書いていきたいと思います。

ファゴットの事を中国では巴松管、低音管、大管などと表記するそうです。
(ファゴットはイタリア語/ドイツ語ですね!)

「ファゴット奏者」というのも好いのですが、
「大管吹き」ってのも大げさでかっこいいと思います(笑)