日本人なら誰でも小学校で習うリコーダー、「何か楽器ができますか?」と聞かれてギャグで「リコーダー!」と答える場合が多いですね(笑)。もちろん私も同じ答えをしますが、私の場合はちょっと本気で吹いています。中学のブラバン以来、色々な音楽と楽器を演奏してきましたが、リコーダーはずっと吹いてきました。現在も月1回リコーダーアンサンブルを楽しんでいます。
<写真右上>アルト:メック・ロッテンブルグモデル(パリサンダー材)
高校時代から吹いている愛着のある楽器です。
<写真中>アルト:モーレンハウエル・デンナーモデル(梨材)
メックを後輩に貸していた時にアンサンブル用に購入。モーレンのファゴットは高嶺の花ですが、リコーダーはお手頃価格です。柔らかい音でアンサンブルによく溶けます。
<写真左下>ソプラノ:アウラ(梨材)
ソプラノの割には線が細く、おとなしい楽器。アンサンブルで音が飛び出さないので重宝しています。
リコーダーを吹いていて困るのは他の楽器と一緒に遊んでもらえない事ですね。チェンバロで伴奏してもらうと非常に気持ちいいのですが、これも楽器と奏者が少ないのでなかなか機会に恵まれません。ついついピアノ伴奏でしんどい目をしてしまいます(笑)
下に敷いている楽譜はイギリスの作曲家ラッブラの瞑想曲です。想い出がうつろいゆくような、切なくも美しい曲ですが、アルトリコーダーには鬼門のFis'''が出てきたりa''-g''-a''の音型が多用されていたりと、なかなか手強い曲です。