2008年8月6日水曜日
私のファゴットについて
なにか中国ネタばかり書いていますが、別に私は中国語が得意な訳でも中国びいきな訳でもありません。
中国製の楽器を愛用しているだけの話です。
私の愛器はCello&Cooというブランドのものです。Cello&Cooの楽器は中国の工場で作られているそうですが、中国からやってきたものを日本で選別・調整(時には加工も!)してから販売されています。店長さんは「もはや中国製とは呼べません」と言い切っておられました。調子が悪くなったら修理・調整してもらえる所が近所にある、というのも購入時の大きなポイントでした。
もちろん数あるメーカー品の中から「この楽器最高!」と選んだ訳でもありません。妻子持ち、住宅ローン持ちの私にとって、他に選択肢が無かっただけの事です(新品で157,500円でした)。
学生時代に大学オケに入りそびれた私は、ずっとファゴットがやりたいと思っていました。しかしこれから楽器を始めようとする人間にはAMATIやTAKEDAクラスでもバクチですよね。
「この金額ならモノにならなくても諦めつくし…」と背中を押してくれたのがCello&Cooだったのです。この楽器と出会わなければ、アマオケに参加する事もなくファゴットは一生憧れのままで終わっていたことでしょう。
そんな訳で中国人民とCello&Cooさんにはとっても感謝しているのです。