2008年8月18日月曜日

ファゴットとバスリコーダー

 ファゴットとバスリコーダーって何か近いものがあります。
 
 クルーク(ボーカル)が付いてる事や、斜めの構え方もそうなんですが、両方ともF管/実音記譜の楽器なので指使いが似てるんですよね~。世の中にファゴットとバスリコーダーの両方を吹く人が何人居られるかは存じませんが、きっと共感していただけると思います。
 
 ゼンオンから出版されているリコーダーの楽譜で「モーツァルト:5つのディヴェルティメントK439b」という曲があります。これは元々3本のバセットホルンの為に書かれた曲のリコーダー編曲版ですが、クラリネット2本とファゴット版が有名ですね。浅学の私は、それがオリジナル編成だと思っていました(汗)。
 
 リコーダー版のバスパートを吹きましたが、バスリコーダーを吹きながらも、気分はファゴットでした。 ちなみにヘ音譜表をファゴットとバスリコーダーで吹く場合、実際に出る音はリコーダーの方が1オクターブ高くなります。バスリコーダーの最低音って、ヴァイオリンよりたった1音低いだけなんですよね…なんかすごく損してる気がします…(笑)

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