2014年6月18日水曜日

シートストラップ、作ってみました

 ファゴ吹き以外にはどうでもいい話なんですが、ファゴットのストラップにはシート、ネック、ショルダー、ハーネスなど、いろんな種類があります(バロック時代には「上着のボタンに引っ掛ける」なんて方法もあったそうですが、現代の服装と楽器の重さじゃムリですね)。こんなに種類があるのって、みんな楽器持つのに苦労してる証拠なんでしょうね。重いし、斜めでバランス悪いし…(泣)
 
 小人はたまたま最初に買った楽器にネックストラップが付いてたのでそのまま何も考えずにネックストラップ派なんですが、オケの相方さんがシートストラップ派なのでお借りして吹いてみた事があって楽器の重さがほとんど掛からないことや楽器が安定する事は知ってました。
 
 ここんとこ急にシートストラップに変えたいと思う理由がありまして…
 
①最近、肩こり・首こりがヒドイ(笑)
 ②バソンを吹いてて楽器が安定しない

 ただ、シートストラップって買おうにもそこらの楽器屋さんじゃ置いてないし、ネットで見てもそこそこ高いし…今日はヒマだったので、自作にチャレンジしてみました。
 
左から:試作品1号、2号

 シートストラップには受けがカップ式とフック式の2種類がありますが、クランポンにはフック穴が無いのでカップ式で試作してみました。市販品は大抵レザーでできていますが、レザークラフトなんて出来る訳無いのでまずは布で形を考えてみます(試作品1号=テストなのでテキトーに薄い布で作ってます)。
 
 試奏してみると布製のカップでは楽器が安定しない事が判明。次にベルトのみで楽器をホールドするタイプを作ってみました(2号=綿テープ製)。外周側を面ファスナーで固定するようにしたのですが、これがなかなかいい感じ⇒このタイプでいくことに。
 
これが完成品(材料:アクリルテープ、面ファスナー)
サイズ調整できるので、もちろんファゴットにも使えます!

 実用には充分な仕上がりになりました!ちなみにひとりで作ったような書き方をしてしまいましたが、小人は「ああして、こうして」言ってただけで、実際にミシンがけして作ってくれたのはヨメはんです。材料も全てヨメはんの手持ちで作ったので、材料費もゼロでした。今度、美味いもんでも食わさねば…
 
 
 

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