2015年1月14日水曜日

ファゴットとバソンの違い(見分け方編)

 小人のブログには“ファゴット バソン 違い”といった検索結果から飛んで来られる方が多いようです。小人自身も同様の検索で他の方のページをよく見に行きますが、書かれている見分け方をまとめるとだいたい次の2つに収れんされるようです。
 
 
<ベルの形で見分ける>

ファゴットは真ん中が少し膨らんでおり、白リングが付いている場合が多い。
対してバソンは直線的、白いリングも付いていない。

【写真1】どっちがファゴット?
これは簡単ですよね(笑)
 
 
 <キーの数で見分ける>
ファゴットと比べてバソンはシンプル、キーの数が少ない。
 
【写真2】どっちがファゴット?
これはすぐ判りますよね?


【写真3】どっちがファゴット?
これはちょっと困りましたね… 
 
【写真4】どっちがファゴット?
これもすぐ判りますよね?

 
 今回も「それって都市伝説ですよ~」っていうネタでした(笑)
正解が知りたい方はコメント欄をご覧下さい…


3 件のコメント:

大管小人 さんのコメント...

答え:
【写真1】左右(両方)
Linton社のプラ管ファゴットは膨らみの無い形状が特徴。Heckel社やMollenhauer社のファゴットにはバソンのベルを模したもの(フレンチベル仕様)もある。そもそもファゴットのベルの内径はストレートであり、膨らみによる音響的な特徴は無いと思われる。
【写真2】右
右手奏者側。これはイメージ通りですね。
【写真3】右
右手客席側。左はBuffetのJancourt式。ファゴットの利点を取り入れた為、ウリ2つになったと思われる。
【写真4】左
左手客席側。騙されませんでしたか?

まいど! さんのコメント...

で、音の違いってあります?

大管小人 さんのコメント...

>まいど!さん
 
う~ん、難しい質問ですね。
吹いてる身としては明らかに違うんですが、本番の録音なんかを聞くとがっかりする程判んないモンで…(汗)
 
自分的には
ファゴット:おとなしい、丸い、ポーポー
バソン:荒っぽい、甲高い、ブーブー
というイメージです(笑)
 
今日吹奏楽の練習でバソン吹いてきましたが、音色的に「埋もれない」のでファゴット吹くより楽しいです!