2015年2月9日月曜日

はじめの一歩?

 今さらですがヒンケ買いました!
 
Hinke : Praktische Elementarschule für Oboe

 バイエル(ピアノ)、アルテ(フルート)、クローゼ(クラリネット)、ワイセンボーン(ファゴット)…どの楽器にも“必ず通らなければならない”定番の教則本ってありますよね?今、3月の本番に向けオーボエの猛練習中なんですが、何となく「やっといた方がイイのかな?」と…(笑)
 
 この教本は題名こそ『入門のための基礎練習』となっていますが、1曲目からある程度<吹ける>前提の内容となっています。
 
これが第1曲
 
 1曲目から①音域が第1オクターブと第2に跨っている、②順次進行だけでなく分散和音まで含まれている③派生音が含まれている、ってハードル高くないですか?入門のための基礎練習終わってないとこの曲は吹けないと思います(笑)
 
 
Essential Elements For Band - Bassoon Book1 (Hal Leonard)
 ホントの入門用って、こんな感じかと…これは「定番」ではありませんが、アメリカのスクールバンドで使うようなヤツですね。楽器の鳴らし方と同時に楽譜の読み方とかも教えてもらえます。
 
 
 気になったので、他のもちょっと見てみました。まずはワイセンボーンから…
 
Weissenborn : Fagottstudien op.8
 ヒンケと比べると①音域が第1オクターブ内、②順次進行のみ、③ハ長調で派生音は無い、となっていて初心者に優しいスタートですね。この先も1音ずつ音域を広げていくような書き方がされていて、教育的な配慮がうかがえます。
 
 
Allard : Méthode de Basson
 これはバソン吹きなら誰でも知っている(=世の中のほとんどの人が知らない)アラール先生の教則本です。ワイセンボーンと比べると第2オクターブに跨ってる分、少しだけ難しいですね。さらに言うと、この本はすぐに難しくなるので薄い本ながら手ごわいです。
 
 
 さて、ヒンケの話に戻ります。小人の場合「はじめの一歩」は数年前に踏み出してしまっていますが、改めてやってみると「あぁ、なるほどなぁ~」と思うことがたくさんありました!やっぱりこれは“絶対に通らなければならない道”のようです。
 
 

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