今年も京都コンサートホールで… |
前庭は記念撮影スポットになってました |
ある意味『王道』のA部門と違い、小編成部門って各校色んな工夫が感じられて結構面白かったです。最近はなかなか部員も集まらないのか、13~16人編成ぐらいのバンドが多くて吹奏楽としてはギリギリです。そのせいか管楽器奏者が途中で打楽器にまわるなんてのは当たり前、バンドによっては「クラ・オーボエ」「クラ・サックス」「クラ・フルート」「サックス・フルート」なんて持ち替えまでありました。複数楽器の持ち替えは少し器用な子が居ればできる話ですが、コンクールという場ではかなりのプレッシャーでしょうね。
オーボエなんか専任でも外すのに(汗)、クラから持ち替えた学校は案の定リードが安定せず残念な結果になってました。本人がやりたいと言ったのか顧問がやらせたのかは知りませんが、オーボエが必要な曲を選んでしまった時点で<アウト>なんだと思います。
あと、技巧的な曲がチョイスされる傾向なんですね。響きやリズムが難しい曲が多く、「よく頑張ったね~」とは思うんですが、残念ながら消化不良のバンドも見受けられました。
コンクールってもちろん競技会なので「高得点を狙う作戦」とかあるんでしょうけど、あまり難解な曲はどうかと思いますし、持ち替えが多発するような曲も一部生徒に負担が掛かるだけだと思うんですけどねぇ。代表狙いの上位校なら『飛び道具』も必要でしょうが、普通のレベルの学校なら正攻法でイイと思うんですけどね。スウェアリンジェンやバーンズ、ワルタースじゃダメなんですか?
ちなみに小人が初めて吹奏楽コンクールに出た時の曲はこれでした。
↓
Harold L.Walters "The Westerners Overture"(「西部の人たち」序曲)
結果は銅賞でしたが、審査員の講評に「レベルに合った良い選曲」と書いていただいた記憶があります。
さて、今年の後輩たちの結果は【銀】。
春からの様々な状況を考え合わせると「良く頑張ったね!」と思います。
この先も、もっともっとレベルアップしていきましょう!
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