7月にeBayで落としたのが8月末にやっと届きました。 納期が遅れたからか、勝手にDHL便使ってきました。 そんなに送料払ってないので申し訳ない感じです…(^^;ゞ |
で、買った楽器がこれ↓
左上はサイズ比較用の並ファゴットです(笑) |
実は3月に母校の定演に出て以来、『あ~又クラ吹きたい!』という気持ちが高ぶってたんです。小人は中1から高1まではクラ吹いてたもんで…cl→sax→fl→fg→obと一回りして戻ってきた感じです。
この楽器は HakamDin & sons というメーカーの製品です。このメーカー、日本では全く知られてませんが1910年創業のメーカーなんだそうです。ヤマハの125周年には敵いませんが、なかなかの老舗ですね。
上管のリングキー。形状に注目! |
替タンポ一式が付属品として付いてるんですが… スポンジ製で裏に厚紙が貼られています(爆) |
タンポも恐ろしくチープなものを使ってます。安物リコーダーでよく見るスポンジ製のヤツです。
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こう書くと「ダメダメやん?」と思われそうですが、意外にも楽器としては悪くないです。クラリオン音域はちょっと荒っぽいんですが、シャリュモー音域は非常に豊かな音色と音量を持っています。これはきっと工業製品ではなく、老舗の工房が昔ながらに作り続けている民族楽器なんでしょうね。別にベルリングが真円でなくても音響学的に大した影響は無い訳で…『見た目はキレイなのに鳴らない』中国製の安物とは対極にある、実用的な楽器のようです。
さあ、次の休みにはリードとリードケースとスワブを買いに行かねば!また小物で散財です…(泣)
7 件のコメント:
ベームでもエーラーでもなく、クラシック界ではほぼ廃れたといって過言ではないアルバートシステムを選ばれるのが小人さんらしいですね(笑)
民族楽器とおっしゃっていますが、以前記事にされていたG管クラリネットと同じ系統ですよね。トルコ音楽で使われるほうの。
…と書いてから気がついたのですが、アルバートにしてはキーが多いし、エーラーにしては著しく少ないですよね。
もしやベームの変則配置かと思いましたが、下管の一番上の孔がリングキーでないといけないし…これは何システムの楽器なんでしょうか?
つのふえさま
お久しぶりです!
この楽器はメーカーがアルバート式だと言っているのでアルバート式なんだと思います。お察しの通り、トルコ音楽で使われるG管も作ってるメーカーですね。
eBayに出品されているクラでベームやエーラーでないものはざっくりアルバート式と書かれてますね(笑)
エーラー寄りのものからトルコ寄り(?)のものまで色々あるようです。
そういえばお久しぶりでしたね。記事はすべて読んでいるので、私としてはあまりお久しぶりな感じがしていませんでした(笑)
気になったので少し調べてみましたところ、上管の写真から推察するに、15キー4リングのアルバート式みたいですね。
私はもっとシンプルなものしか見たことがなかったのですが、こちらも割と一般的だったみたいです。
エーラー式に似ているのは、同じミューラーの13キークラリネットから枝分かれして進化したものだからなんですね。
やっぱりドイツ管のマウスピースにドイツ管のリードで吹くんですか?
つのふえさま
付属のマウスピースはベーム式のものだったので、そのまま吹いてるんですが…どうもピッチのバランスが悪い(上に行くほど上ずってくる)のでドイツ管のマウスピースを試してみたいなぁと思っているところです。
まあ『民族楽器』ですからどんな音律で調律されてるのか判ったモンじゃありませんけどね…(笑)
ピッチの問題はラージボア系のクラリネット用のマウスピースを使うとマシになるかもしれません.
例:イングリッシュボアの楽器(Peter Eaton)や(フランス物でも古い)Selmer Series 9 に合うマウスピースなど.
でも楽器本体より高く付きそうです.
てこまくらさま
アドバイスありがとうございます!
早速eBayで漁ってみましたが良く判りませんでした(汗)マウスピースも奥が深いようで勉強しなければいけませんね。
ちなみに先日管楽器修理センターさんに見せに行ったんですが「実用するにはちょっと手を入れた方が良い」と言われました。
まあ安いモンですので、本体価格に見合う範囲で遊びたいと思ってます(笑)
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