先の投稿で「1キーフルートではハイドンは吹けない」と言い切ってしまいましたが、アップした後で「もしかして自分がヘタなだけでは?」という疑問が湧きました…そこでプロの皆さんがどんな楽器で演奏しているのか、YouTubeで漁ってみました。
<古楽アカデミー(エンシェント室内管)> D足でlong-F付なので多分6キーですね |
<アムステルダム・バロック管> 41番は音域fis'-g'''で吹けるので、ホントはC足は要らないんですが… |
<アニマ・エテルナ> ピントきてないんですが付いてますよね… オケでは珍しく黄楊の楽器です |
<フライブルク・バロック管> long-Fキーが良く見えます |
<レザール・フロリサン> 演奏会の動画としては非常に珍しいアングル かなり「いかつい」フルートを吹いておられます |
<ニューダッチ・アカデミー> 2ndの方の楽器で右手C付きなのが確認できます |
ハイドン、モーツァルト、ベートーベン…やっぱり皆さん6~8キーのクラシカル・フルートを使ってますよね。1キーで吹いてる人は居ませんでした。良かった、良かった…(^^;
ちなみにベームと比べてバロック・フルート吹く人ってすごく少ないですが、クラシカル・フルートは更に少ないので、現物を見る機会なんてほぼありません。「クラシカル・フルートってどんなん?」という方は、こちらのページに詳しく紹介されていますのでご覧下さい。
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このサイトを見ると、フルートのキーが増えていく過程が良く分かりますね。D足の場合だと
1キー:Dis
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4キー:Dis,F,Gis,B
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5キー:Dis,F,long-F,Gis,B
↓
6キー:Dis,F,long-F,Gis,B,right-C
(C足だと上記に+2となる)
楽器マニアの小人ですら、この辺りになるとさすがに「深入りすまい」と思ってしまいます…(笑)
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