Four Tracks - Recording Studio
『独り合奏』ができる憧れのマルチトラックレコーダー(MTR)が、な~んと 携帯電話に入る時代になったんですね!…その昔、大枚はたいてカセットテープ式のMTRを買った事がある小人としては試してみるしかありません!
とりあえず、無料版(Four Tracks Lite)をダウンロードしてみました。有料版との違いはサンプリング・レートが11025Hzに抑えられている(=有料版は44100Hzで音が良い)のと、カウント用のメトロノームが内蔵されていない事、トラックのインポートが出来ない事などだそうです。
使い方はいたってシンプル。ファイル名と時間(1・3・5分のどれかを指定)を指定して新しいファイルを作ったら、あとはトラックを指定して吹き込むだけです。他のトラックはヘッドホンでモニタリングします。さっそくリコーダー四重奏にチャレンジしてみたんですが…
曲がちょっと長くなったりトラック数が増えるとトラック間の同期がずれてきて、合奏が成立しませんでした。どうもメモリーを喰うと再生が遅くなり、それを聴いて吹き込むので結果的にズレてしまうようです。無理矢理4パート録音してみましたが、バラバラでとても聴けたモンじゃありませんでした。さらに原因不明のノイズも時々発生するようです。最終的には20秒ほどの二重奏曲を1曲仕上げて今日のテストを終了しました。
残念ながら現状では使いものになりませんでしたが、こんなマニアックなソフトを世に出してくれた開発者には敬意を表したいと思います。去年の11月にリリースされたばかりなので、これからどんどん良くなって行くとイイですね。『携帯で多重録音する必要がどこにあんの?』みたいなツッコミはとりあえず無しにしてあげて下さい…(笑)
ちなみに大枚はたいて買ったMTRは今でもちゃんと現役ですよ。さすがに最近はやる暇がありませんが…(汗)
4 件のコメント:
今年もよろしくお願いします。
さて、突然なのですが、トラヴェルソをはじめるようかなぁと思っています。
お金がないので、アウロスのAF-2で。
横笛は、以前篠笛をやってました。
ちゃんと半音階が吹ける横笛が欲しいなぁと思い、どうせバロック人ならということでトラヴェルソを。
ただ、AF-3の評判はすごくよいものが聞こえてくるのですが、AF-2はほとんど何も…
小人さんはたしかAF-1をお持ちでしたよね。
たぶんつや消しかどうかの違いだと思うのですが、楽器としての性能はどのような感じになりますか?
つのふえ様
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお付き合い下さいませ。
リコーダー吹いてるとトラヴェルソやりたくなりますよね~ようこそいらっしゃいませ(笑)
AF-1、ビミョーな楽器ですね。
画期的に安いのでコストパフォーマンスは抜群ですね。ちょっと試してみるには良いと思います。ただ所詮はプラ管の音色や吹き心地なので『とっかかりには良いけどすぐ飽きる』そんな楽器でしょうか…
さらに言うとA=440のトラヴェルソは吹いててあまり楽しくないんです(これは木管でも同じで、音色が硬く深みが感じられません)
AF-3は評判通りの良い楽器です。多少無理をしてでもAF-3を購入されることをオススメします!
ビミョー…ですか。
AF-3、そりゃあ楽器としては絶対こっちのほうがいいんでしょうけど、お値段が1.5倍というのが…安い木管リコーダーが買えてしまう値段ですものね。
実は私、固定ドの絶対音感があるので、バロックピッチは苦手なのですよ。
バロックピッチC durの曲を聞くと、どうしてもH durとして耳に入ってくるんです。
でも、曲の響きとしてはバロックピッチのほうがしっくりくるんですよね。
それがたとえ、モダンピッチの楽器で半音下げて演奏したものであってもです。
あと、リコーダーで吹奏楽やオケのフルート・ピッコロパートを吹いていることがよくあるんですが、そういう用途だとどちらがいいのでしょうね。
吹奏楽だったら昔はDb Piccoloがあったので、バロックピッチのほうがいいのかも。
でも半音の指使いはややこしいときくし…うーん。
う~ん、固定ドの絶対音感だとAF-3はムリですね…
まあ『楽しい横笛』としてはAF-2も充分遊べる楽器だとは思います。ただ「ピリオド楽器のトラヴェルソ」とは似て非なるものですのでご注意を。
あと…トラヴェルソでちゃんと半音階が吹ける方は沢山いらっしゃいますが、トラヴェルソ自体はリコーダーほど「ちゃんと半音階が吹ける笛」ではありません。小人は♭1つですでに心折れてしまいます…orz
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