ファゴットでオプションと言えばhi-Dやhi-E、Es-trillなんかが浮かびますが、「まあ~あったら便利やろけど、無くてもなんとかなるわな~。小人レベルでは使う機会も無いし…」という感じですね。
ところがオーボエの場合、入門機はとんでもなくロースペックなんだという事に今頃気付きました!(オーボエ吹きの方、無知を笑ってやって下さい)
右の写真が小人のオーボエの下管の上端です。若葉のようなキーが突き出してますよね。この部分に『普通の』オーボエなら更に2個のキーが付いてるんですが、この楽器にはありません!この2個が無いとどうなるかと言うと…
①Low-Bキー:最低音がBではなくH(音域が半音狭い)
②Left-Fキー:Fの替指がフォーク・フィンガリングに限定される
①は無くてもそんなに問題無いのですが、②はかなり不便です。F→D、F→Esといったごくごく普通の音型を吹くのに音量も音色も貧弱でピッチも不安定なフォーク・フィンガリングを使わざるを得ません。鳴りを改善するメカ(Fレゾナンス)も当然この楽器には付いていません(これもオプションなんですね)。『フル装備』とは対極の楽器で、『プア装備』と勝手に名付けましたが、素人目には判らないところがミソです。
①は無くてもそんなに問題無いのですが、②はかなり不便です。F→D、F→Esといったごくごく普通の音型を吹くのに音量も音色も貧弱でピッチも不安定なフォーク・フィンガリングを使わざるを得ません。鳴りを改善するメカ(Fレゾナンス)も当然この楽器には付いていません(これもオプションなんですね)。『フル装備』とは対極の楽器で、『プア装備』と勝手に名付けましたが、素人目には判らないところがミソです。
…なるほど、オークションでも値段が上がらないはずです(笑)
eBayではこの手の入門機が多数流通してるんですが、みんなこんなので練習しては、すぐにグレードアップするんでしょうね。小人もグレードアップすべきか、このままで本番に乗るべきか、既に思案中です…
3 件のコメント:
LowBbキーついてないと困る曲ありますねぇ。何せ最低音が出ないんですから。
左手FキーもFレゾナンスキーもないんですか…たしかにすんごい入門用だったんですね。
ただ、自分はオーボエあんまり詳しくないのですが、たぶん「セミオートのフル装備」もありますよね。
フルオートは便利なんですが、金属がいっぱいついてる分だけ楽器が重い。同じく繊細なキーがいっぱいついてるだけ調整が狂って音が出なくなりやすい。
というのを聞いたことがあります。
どうせなら、Cello&Cooいっちゃいます?安い新製品出ることですし。
連投すみません。
例のファゴットの試作、出来上がったみたいですね。
Cello&Cooのサイトを確認したら、写真が出ていました。
予約開始、4月から発売で定価で31万5000円とのこと。
http://cellocoo.sakura.ne.jp/fg.html
「セミオートの方が扱い易い」という話は小人も聞いた事があります。吹いたコト無いので何とも言えませんが…Cello&Cooさんのオーボエは試奏させてもらった事がありますが、良く鳴る楽器でした。すぐにでも欲しいところですが、残念ながら財力が…
今回の曲目で一番低い音はCなので最低音はクリアしてるんですが、やっぱりFレゾナンスだけは欲しいですね。でも「全く吹けない訳ではない」というところがビミョーなんです。こないだベト1は気合で吹いてしまいましたし…鬼門はやっぱり『運命』の“あそこ”ですかね…(笑)
Cello&CooさんのFg-6は、サイトで見ました!例のプロトタイプの写真がアップされてますね。実は1月にお邪魔した時には「もう工場へ送ってしまった」との事で試奏し損ねたんです。製品が上がる4月が楽しみです!
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