2009年6月29日月曜日

ロシアのファゴット!?

 ネットを見ていて、ヘンな楽器を見つけてしまいました! 「Russian Bassoon (ロシアのファゴット)」と呼ばれる楽器です。セルパンとオフィクレイドの中間に位置する楽器ですね。
 
 
左から:1. ウィキメディア 2. J.M.レナール古楽器店 3. ボストン美術館 4. エディンバラ大学
  
 管体の作りはファゴットそのものなんですが、ベル管がラッパ型や獣型の金属製になってます。ダブルリードではなくリップリードで吹く楽器なので「金管楽器」に分類されるそうです。昔の人はいろんな事考えてチャレンジしてたんですね。有象無象が淘汰された結果が今の楽器になってるんだと思うと、こんなヘンテコ楽器もいとおしく見えてくるから不思議です。
 
 ちなみに某サイトの説明では「ロシアとはなんの関係もない」と書かれていました…(笑) 

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