ことの始まりはリード選びからでした。
来月に乗る母校の定演用のリード選びをしてたんですが、吹奏楽用には低音域でバリバリ鳴らせるリードが向いているのでNo.3以下のリードを吹奏楽用に調整していたんです。そこでふと思い出したのが、大昔に買った中国製の激安リード(2009年2月19日投稿『激安リード…』参照)。買った当時は「10本全部削る練習してやるっ!」と思ってたんですが、結局4本ぐらいで飽きて残りはほったらかしにしてたんです。
削り始める前の状態では硬すぎてほとんど鳴らないんですが、ちょっとずつ削っていくとまず高音域から鳴り出します。あるリードを削っていたら高音域が鳴り出したので「もしや!?」と思って最高音域を試してみると…出ました!するっと!(笑)
左が今回の殊勲賞・中国製激安リード(竹製) 右は最近愛用している英国・Dann氏のリード |
今までいくら頑張ってもHi-C止まりだったのが、あっさりHi-Fまで上がってしまいました。面白い事に、一度Hi-Fを出すイメージが分かってしまうと、いつものリードでも同じようにHi-Fまで出せるようになっちゃったんです。まだまだ実用には程遠い音色ですが、全く鳴らなかった頃と比べると格段の進歩ですよね?ミニョーネのワルツ(2015年7月17日投稿『ラテンの薫り』参照)にも一歩近づいた気がします。
F.Mignone : Valsa ingênua 45小節目にHi-D(順次進行ではなく、Fisからの跳躍ですが…) |
ちなみに中国製のリードは4本削った結果、一番良いものがNo.5に食い込みました!しかもフランス風の硬い音がするリードです。吹奏楽用にはNo.4を調整したものを使う事にしました。
またリードの入れ替え戦をしなくてはね…v(^-^)
【おまけ】
コドモが大津まで行って、ユーフォニアム号の写真を撮ってきてくれました。コントラバスつながりで“みどりちゃん”を載せときます。ちなみに小人はこんな器用な持ち方できませんでしたね…(笑)