2014年2月14日金曜日

特殊管がちっとも特殊じゃない国って…

 今日は全国的に大雪。大阪も珍しく雪が積もりました!
 
積雪3cmってトコでしょうか?

 せっかく休みなのに出かけるにはハードな天候、楽器の練習しようにも家には受験生が…3月の吹奏楽の演奏会に向けて(今年もバリサクなので)『イメトレ』でもすっか、って事でぼんやりとYouTubeを漁ってたんですが、とんでもない動画を見つけてしまいました!
 

 
【コンセイサン・ダス・アラゴアスでのリハーサル】

 
な、なんじゃこりゃ???

 
 バス・サックスやコントラバス・サックスなんてサックスクワイアぐらいしか使わないモンだと思ってましたが、まさかこんな合奏形態があるなんて!しかも、こんなにたくさん…動画の詳細は全くわかりません。周りの人がカメラで撮りまくってるので何かお祭り的な行事には違いないのですが、少なくともサックス・フェスティバルの類ではないようです。
 
他にも似たような動画がいくつかアップされてました。
 

 
【マラカジュ地方でのリハーサル】

 
 「コンセイサン・ダス・アラゴアス」も「マラカジュ」も調べてみるとブラジルの地名でした。2つの動画は日時も場所も違うので、どうもブラジルには賛美歌を歌う時にたくさんの低音楽器でベースラインを奏でる、という合奏形態が存在するようですね。
 
 それにしてもサックスの本場(?)、ヨーロッパやアメリカでも滅多に使われない特殊管がこんなにいっぱいあるなんて…
 
 YouTubeで "sax baixo(バス・サックス)"と検索すると南米(ほぼブラジル?)の動画がいっぱい引っかかってきます。あと一つだけ紹介しておきましょう。
 

  
【賛美歌310番 アコーディオンとバス・サックス】

 
 こんな鄙びた音楽シーンにまで…低音サックスの普及率は日本の比じゃないようで(笑)
 
 
 中南米の音楽事情って日本にはあまり伝わってこないんですが、どうも独自の進化を遂げているようですね。
 
 前にも同じ事を書いたような気がしますが、やっぱり世の中知らない事だらけです!