2010年2月23日火曜日

やっぱ、吹きにくい…

 今日は4月の本番の曲を練習しました。それにしても小人のプア・オーボエでは吹きにくい。♯系の曲はカルメン前奏曲とラデッキー行進曲の2曲だけで、あとは♭が2つ・3つ・4つ・5つ…(汗)
 
 
調号にご注目を
 
 
 そんなに難しいフレーズじゃないなと思ってても、Fが絡んだ途端にストレス倍増です(笑)
 
 『虹の彼方に』では1コーラスがオーボエのソロなんですが、何とこれがAs-Dur!半音下のG-Durならプア装備でも全くストレス無く吹けるんですがね…
 
 やっぱりグレードアップでしょうか?世の中、気合いだけではどうにもならない事もあるようで…
 
 

2010年2月9日火曜日

演奏会シフト

 春の演奏会の曲目と担当楽器がほぼ決まりました!クラの方がオーボエを辞退された為、ホルンの方(元々、ファゴットも吹かれる方なので)にファゴットを吹いてもらい、小人がオーボエを吹く事になりました。なんと団員だけで1管がキレイに揃いました(笑)
 
 早速Petrucci Music Libraryでオーボエのパート譜を調達してみました。譜面を見て愕然としてしまいました…カルメン組曲の『闘牛士』(カルメン前奏曲)で比べてみると…
 
 
こちらがファゴットの譜面。小人の苦手なボン・ボン系ですが…
 

 
 
こちらがオーボエのパート。
それにしても…この音符の数の差は!?
 
 
 
 こうして並べてみると圧倒的に吹く量が違いますね。ファゴットの方が気楽で良かったかも?な~んて、ちょっと後悔したりして…でも頑張りますよ!
 
 
 

2010年2月7日日曜日

初めての犠牲者

 

 練習中にリードの開き加減を調整しようとして左右から押さえたら『パキッ!』と割れてしまいました…
 
 同じダブルリードと言っても、オーボエのリードってホントにデリケートなんですね。今までファゴットのリードは全て“老衰”で逝ってたので、ちょっとショックです。もっと慎重に扱わなければいけないようです。
 
 さて、今手持ちのリードが1本しかありません。■olceや■DRは高いのでeBayでも漁ってみますか…
 
 

2010年2月2日火曜日

プア装備?

 オーボエ関係のサイトや書物を見ていると、よく『フル装備』という単語を見かけます。「オプションのキーが全部ついてる」という意味らしいのですが、オーボエ初心者の小人には何が基本で何がオプションなのかさっぱり…(笑)
 
 ファゴットでオプションと言えばhi-Dやhi-E、Es-trillなんかが浮かびますが、「まあ~あったら便利やろけど、無くてもなんとかなるわな~。小人レベルでは使う機会も無いし…」という感じですね。
 
 ところがオーボエの場合、入門機はとんでもなくロースペックなんだという事に今頃気付きました!(オーボエ吹きの方、無知を笑ってやって下さい)
 
 
 右の写真が小人のオーボエの下管の上端です。若葉のようなキーが突き出してますよね。この部分に『普通の』オーボエなら更に2個のキーが付いてるんですが、この楽器にはありません!この2個が無いとどうなるかと言うと…
 
  ①Low-Bキー:最低音がBではなくH(音域が半音狭い)
  ②Left-Fキー:Fの替指がフォーク・フィンガリングに限定される
 
 ①は無くてもそんなに問題無いのですが、②はかなり不便です。F→D、F→Esといったごくごく普通の音型を吹くのに音量も音色も貧弱でピッチも不安定なフォーク・フィンガリングを使わざるを得ません。鳴りを改善するメカ(Fレゾナンス)も当然この楽器には付いていません(これもオプションなんですね)。『フル装備』とは対極の楽器で、『プア装備』と勝手に名付けましたが、素人目には判らないところがミソです。
 
 
 …なるほど、オークションでも値段が上がらないはずです(笑)
eBayではこの手の入門機が多数流通してるんですが、みんなこんなので練習しては、すぐにグレードアップするんでしょうね。小人もグレードアップすべきか、このままで本番に乗るべきか、既に思案中です…