2014年3月25日火曜日

「代を継ぐ」ということ

 今日は久々に息子と交通科学博物館(大阪・弁天町)へ行ってきました。来月6日で閉館するというので「見納め」です!
 
平日でしたが、いつにない人出でした。
いつもは割と鄙びた博物館だったんですが、さすがに閉館前、平日なのに多くの人で賑わっていました。
 
名物の大レイアウトともお別れですね

 ウチは息子が「鉄」なのでここは何度も訪れていますが、そういえば小人も小学生の頃に父親に連れられてここへ来た事があります。その時は博物館を見た後、弁天埠頭から神戸まで船に乗せてもらったのを思い出し、散歩がてら見に行ってみました。
 
旧・弁天埠頭旅客ターミナル
たしか左側には関西汽船の看板が立ってたような…

 ターミナルの建物はまだ残っていましたが、もう営業はしておらず廃墟のようになっていました。ネットで調べると定期航路はとっくの昔(平成7年)に無くなってしまったようです。それどころかその時に乗った『関西汽船』自体が今はもう無くなってしまってるんですね(平成23年にフェリーさんふらわあ、ダイヤモンドフェリーと3社合併し、現在は(株)フェリーさんふらわあとなっているそうです)。
 
 残念ながら船には乗ることができませんでしたが、昔父親に博物館に連れて来てもらった事、弁天埠頭から船に乗った事など、息子とたくさんの話が出来たのは良い時間だったと思います。
 
 「違う世代が同じ想いを追体験していく」というのが「代を継ぐ」ということなんだなぁ~、なんて事を考えた一日でした。将来息子に子供が出来た時に連れて行くのは平成28年にオープン予定の新しい鉄道博物館(京都)なんでしょうが、その時我が息子は父親との思い出を語ってくれるんでしょうかね?
 
その日乗った関西汽船のむらさき丸

 家に帰ってからアルバムをめくってみると、その日の写真が数枚ありました。父親との良き思い出です。
 
 

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