2009年4月10日金曜日

Cello & Coo 高級化(?)プロジェクト

 今日はCello & Coo さんの管楽器修理センターにお邪魔しました。ジョイントコルクが緩くなっていたので交換してもらおうと思ったのですが、店長さんから意外な申し出が…「糸巻きにしてみませんか?」

 コルクと糸巻きでは音色が違うという話を聞いた事があるので、試してみるのも悪くないと思いお願いしてみました。店長さんがお忙しかったのでお弟子さん作ですが、写真のように非常に丁寧に巻いていただきました。他に自分でも気付いていなかったブーツ管の上の金具の緩みも直してもらいました。
 
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 そういえば以前、某有名楽器店のHPで「高級なファゴットはジョイントが糸巻きでU字管のパッキンに天然コルクが使われている。この2点をチェックすれば、吹かなくても楽器の性能が判る。」という内容の記事を見ました。
 
 「高級品にはコルクパッキンと糸巻きジョイントが採用されている」からと言って「コルクパッキンで糸巻きジョイントなら高級品」にはならないと思います。それって数千円でアップグレードできる事ですし…
 
 「吹かなくても楽器の性能が判る」…神のような店員さんですね。今度新宿に行ったら小人の楽器を「見せて」、どんな性能か判定してもらおうと思います…(笑)
 
 
ほ~ら!コルクパッキンと糸巻きジョイントですよ~(爆)
 

2 件のコメント:

S0 NA さんのコメント...

自分の古い楽器はコルクで新しい楽器は糸巻きですが、糸巻きの方が音色がいいですよ。
値段が高いからでしょうが(^_^;)

大管小人 さんのコメント...

楽器が違うと「糸巻き効果」かどうか判りにくいですよね。

私の楽器は今回はロング管のブーツ側だけ交換で、しかも他の部分もいぢったので正直音が良くなったかどうかは判りません。

でも巻き方を教えてもらったので、一度全部糸巻きに換えてみようと思っています。楽器に頼っちゃダメなんですが、少しでもイイ音になるのなら一所懸命巻いてみようと思っています。そんなにコストもかかりませんしね…